今夜は仕事帰りにレイトショーで『坂道のアポロン』を観ました。

アニメ版を観ていたので、ストーリーは知っていました。

主人公は東京から長崎の佐世保に転校してきて孤独でちょっとひ弱な感じの秀才。

孤独なハーフの不良と屋上で出会う。

主人公は学級委員の女子に一目惚れ、でもその子は不良と幼馴染みで恋心を抱いているけど、不良はそのことに気付きもしない。

主人公はピアノ、不良はドラムが得意、ヒロインの家はレコード屋さん。

レコード屋さんの親父さんはジャズが趣味でベーシもひく。

レコード屋さんの地下には演奏部屋になっている。

ジャズのセッションを通じて、友情が芽生えていく…

ベタです。ベタベタです。でも、そこがいいんです。

実写版はどうだろかって不安でしたが、観て良かったです。

主人公薫役の知念くんも千太郎役の中川くんも役に合ってたと思いますし、演奏も頑張ってました。

それにヒロインの律子役の小松菜奈ちゃん、ちょっと独特のオーラがあっていいですね。

映画.comやYahoo映画でのレビューも4.1と3.9でけっこう評価は上々なんですけど、お客さんの入はイマイチみたいです。

と言うのも、今日レイトショーで観たら、なんと定員255人のところ、観客は私1人だったんです。

劇場のやや後方のベストポジションに座り、1人この映画を堪能しました。

でも、1人はとても寂しいものです。

彼女と2人だったら、良かったのにな。

小松菜奈ちゃんの顔の雰囲気が少しだけ彼女と重なったりしましたね^^;

『坂道のアポロン』はジャズの演奏シーンがかっこいいし、ストーリーはベタベタな青春物ですが、とってもおすすめですよ。

追記:
エンディングが小田和正さんの曲は『坂道のアポロン』に合ってなかった。単体ではいい曲なんですけどね。

せめてジャズアレンジにしてほしい。

物語の中でキーとなる曲の「My Favorite Things 」で締めて、そのままエンドロールが良かった。

小松菜奈ちゃんが頑張って「My Favorite Things 」を歌うのがベスト。

この曲をインストでジャズアレンジで流すのが次点。

「My Favorite Things 」を小田和正さんに歌わせるのもありっちゃありですけど^^;