今日の話は、給湯ボイラーの調子が悪いので
業者にみてもらった時の会話です。
バキューン!
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わたし「どうでしょうか?」
業者「うーん、そうですねぇー、
かなり年数も経ってますからねー」
わたし「そうですか、ダメってことですか?」
業者「いや、完全にダメっていうわけじゃなくて、
部品を交換すれば、なんとかなるかもしれませんね」
わたし「本当ですか!じゃ、直るんですね」
業者「でも、古いものですからねぇ、
部品があるかなぁ?」
わたし「部品がなかったら買い替えということですか?」
業者「そうですねぇ、部品がないと
厳しいかもしれませんね」
わたし「そうですか、では、その部品が
あるかどうかは、いつわかりますか?」
業者「そうですねぇ、でもこっちのほうも痛んでるからなぁ、
その部品があってもどうかなあ?」
わたし「えっ?部品があっても直らないんですか?」
業者「いや、絶対に直らないってわけじゃなくて、
うまくやれば直るかもしれません。
でも、けっこう修理代がかかっちゃかもしれませんね」
わたし「そうですか、けっこうというと、どのくらいですか?」
業者「そうですね、交換するよりは安いかもしれませんけど、
でも直しても、古いものだから別のところが壊れる可能性が
あるからなあ」
わたし「そうですか、けっこう深刻なんですね」
業者「そうでもないです。部品次第ですから」
わたし「それじゃ、その部品があれば、何とかなるんですね」
業者「でも、古い機種だから、部品があるかなあ」
わたし「そうですか、では、その部品が
あるかどうかは、いつわかりますか?」
以下、エンドレスで続く
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さて、この人は、いつ結論を言うのだろうか?
「おまえ、とっとと結論を言えよ!」ですね(笑)
笑い事ではなく、結構こういう言い方をする人が多いし、
自分でも無意識に言っていることがあります。
ビジネスでは、まず結論を言うことが先決。
というのが当たり前になっていますが、
これが、なかなかできないのも現実です。
では、先に結論を言うとは、どういうことでしょうか?
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わたし「どうでしょうか?」
業者「はい、この機種は、すでに15年ほど昔のものですので、
修理する部品が無い可能性があります。
仮に部品があったとしても、修理するには、
概算ですが、最低でも10万円はかかります。
ただ、問題がもう一つあって、10万円かけて修理しても
他の部分もかなり傷んでいるので、こっちのほうが壊れると
今度は、直せない可能性が出てきます。
修理して、数日で壊れることはないと思いますが、
数年、いや数ヶ月でダメになることは十分考えられます。
仮に新品のボイラーに交換するとすれば、工事費を含めて
概算ですが、だいたい20万円ほどは、かかってしまいますが、
いまのボイラーを直して、だましだまし使っているよりは、
新品のほうが音も静かですし燃費も良いので快適です。
どちらを選んでもかまいませんが、どうされますか?」
わたし「交換します」
▲───── ここまで ─────▲
バキューン!
話が長くてすいません。
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