ひとつ話をしようじゃないか。
ビジネスのやりかたをおしえてくれ
と言われたら、オレならこう答えるね。
うまくいかないのは、うまくいかない
方法をやっているから。
うまくいく方法は、正しいやり方を知り、
それを実行することで結果が出る。
これは、もう原理原則である。
うまくいかないのは、うまくいく方法、
つまり正しいやり方が自分の頭の中に
知識として入っていないと考えるべきじゃないか？
どうやったら、うまくいくのだろうか？
と考えるのではなく、
うまくいっている人は、どうやっているのか？
と考える。
例えば、
いまよりもゴルフや楽器を上達するには、
どうすればいいかと考えると、
ほとんどの人は、「練習する」と答える。
しかし、その「練習する」が間違った練習だったら
どうなってしまうだろうか？
一生懸命に練習しても結果が出ないのは、
練習方法が自分に合っていないことだってあるだろう。
ダイエットだって同じだ。
どうやったら痩せるか？
「運動して食事の量を調整して十分な睡眠をとり、
ストレスを無くす生活をすれば、痩せます。」
↑
だれもが知っているやりかたです。
しかし、これを実行できる人はほとんどいない。
それは、なぜか？
だって、つらいんだもん。
正確に言えば、自分がこれをやるのは、
つらいと思っているから。
禁煙も同じ。
もともと煙草を吸わない人は、
煙草を吸わないでもつらくないよね。
喫煙者が禁煙して２週間ほどで、
ニコチンの中毒症状はなくなり、
タバコが吸いたいのは、
脳の記憶が吸いたいだけである。
↑
理論的には、わかっても吸いたいのは吸いたいわけだ。
つまりダイエットも英会話も禁煙も筋トレも
失敗する原因は、
他人の話を聞かず、自分の間違った考えに
しがみついているということに気づこう。
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