テーマは「身体知」です。これまでにない新しい知に関しては昔からSFC環境情報の重要なテーマの一つになっています。人にとってこれまでの科学的な知や客観的な知はあまり意味がないかもっていう流れの中の一つともとらえることができます。「料理の科学的、客観的な成分分析よりも結局本人が美味しいか、美味しくないかというような主観的な情報の方が価値があるかも」という、、うーん、ここまで行くと言いすぎかもしれませんが、、
ロゴスIESではこの新しい知シリーズをSFC環境情報小論文2005年過去問「アフォーダンス」2010年「電子図書館・電子テキストの意味、使い方」2011年「新しい単位」などに引き続きのラインで捉えています。
と環境情報総論的な難しそうな話はおいておいて、、、
ここで重要なのは
1、質問に答える!
2、問1~問3の全体構成を考えてネタを考える
まずはこの2点に絞りたいと思います。当たり前のことですが、これが意外と難しい。
様々なアイデアを出しながら、問2から問3への接続を考えないといけない。
「問2において、あなたが提案した新たな身体知の学びの方法を具現化する手段として、ここで提案する科目は、あなただけでなく、多くの学生に貢献しうるものであってほしいと願っています。」
「なななななな、なんと!自転車に乗るのを身体知で考えたんだが、今更みんな自転車に乗れてもしょうがないじゃないかー!!!!」
と行き詰まる人、多いです。大丈夫。よく問題を読みましょう。ポイントは「あなたが提案した新たな身体知の学びの方法を具現化する手段」冷静に考えて下さい!学びの方法です!学びの方法!SFCの講座で自転車にみんな乗れるようになる、ではなく、その身体知の学びの方法を取り入れるということですよね!?
その前の文章も読んでみて下さい。
「あなた自身が伸ばしたいと考える自らの身体知を最大限引き出し、伸ばしていくための新規科目」
というわけで、今更自転車じゃなくていいってことになりますよね。
文章を読みやすくするために色分けすると、、、
「あなた自身が伸ばしたいと考える自らの身体知を最大限引き出し、伸ばしていくための新規科目」
むー。読解って難しい。どこで区切れるかですね。迷ったら英語的に読む(SV)のがおすすめです。
以下ネタバレ注意です。是非過去問に取り組んでから!みちゃうと実践力がつきません!!!本当にネタバレ注意です!!!!!無理やりでも書き終わってから!!
ちなみに合格答案には運転系から問3に見事に繋げたものもあります。リスクヘッジのためのバランス感覚が様々な分野に生きるという感じ。
また問1~問3の接続のしやすさを考えて、コミュニケーションスキルにした人もいました。
意外と普通ですみませんmm(笑)
ロゴス アイ イー エス 小論科 慶應義塾大学環境情報学部過去問研究入門 鎌田・大藤