うちの親は、
兄には全20巻くらいの百科事典、
私には子ども向けの事典と中型国語辞典を
小学生のうちに買ってくれた。
それが『日本語大辞典』の初版。
たぶん小学校3年生くらい。
初めて手にする辞典としては随分立派だった。
あ、小学校で買うことになっていた漢字の字典もあった。
当時、まだ常用漢字になってそれほど経っていなかったんだな、
と今はわかるけど、そのころは漢字って大変ね、としか思っていなかった。
そうそう、『日本語大辞典』の話。
私はこれでいろいろなことを覚えた。
カラーだったので、名前だけ知っていて
まだ見ぬものを写真で見ることができた。
日本の色も、季語一覧も、手紙の書き方もある。
見出し語には英訳がついていて、
ちょっと英語かぶれだった中学生のころも
よくひいていたものだ。
今となってはそれらすべて、
邪道と思うわけだけれど。
当時の私にはひきつけるものがあったんだなぁ。
そこから始まったのかな。
高校生のときは父の『国語大辞典』(角川か学研か失念)を奪い、
学校では指定の英和・和英辞典、
電子辞書は当時まだ数行しか表示できないものだったけれど、
すぐに液晶が壊れてしまうものだったけれど、
ふつうの高校生よりはやっぱり辞典に触れていたんだな。
そう思うと今の辞書好きもちょっとは説明できるか。
兄も、辞書を片っ端から読むのが好きだし、
何か新しい語学を始めるときには(熱しやすく冷めやすいのでいくつもの語学をやっていた)
辞書をまずいくつも用意するものね。
みんな辞書が一冊で足りるって思っているようだけど、
いくつも見ることでわかることがあるんだけどな。
そういうことをなんとなく知っていたような気がする。
ま、暗いコだったわけだけれど。塾にもいかないで独学だったし。
独学というほど勉強はしてないか、でも辞書はよくひいたと思う。
さて、とりとめもなくなってきた。
このへんで今日はやめておこう。
