液晶テレビ所感 | 勝つ拡販戦略、克つ営業戦略、勝利の方程式

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ハイテク業界での経験を生かしてブログを書いてみることにしました。自動制御、ロボット、防衛兵器、画像処理装置、人工知能、組込みソフトウェア等、このような製品を担当したとき、どのような行動を取ればよいのか自問自答も含め展開してみたいと思います。


大人気ないことですが、

綱引きのせいで筋肉痛です。

今日はお休みなので軽い話題を。

液晶テレビは、

従来のブラウン管とは異なる方法で

映像を映し出しています。

液晶テレビはブラウン管のテレビと比較して

決定的な弱点がありました。

野球やサッカーを見れば明らかです。

普通の液晶テレビでボールの動きを見れば明らかです。

ボールの軌跡が残像として残って見えてしまいます。

筆者が液晶テレビを購入しない理由の一つです。

なぜテレビメーカは、

このスペックダウンを放置していたのでしょうか。

それは、恐らく高速表示させるためには

コストが上がってしまう点が挙げられます。

ブラウン管テレビは一秒の間に

まず奇数分、

画面にビームで一本ずつ映像を描きます。

そして次の一秒間に

残りの偶数分を

ビームが映像を一本ずつ描くということによって

秒60枚の絵を奇数偶数二種類の表示を行ないます。

これが、めくらましのようですが、

きちんと動画に見えるのです。

一方、液晶は格子状の画素パネルに

表示しなければいけないので、

一秒の間に60枚の絵をいちどきに表現します。

いわば秒60枚の紙芝居です。


これがボールの軌跡が残って見えてしまう

原因になっています。

そして現在、

やっと各メーカから

秒120枚、秒180枚の液晶テレビの

発売が始まりました。


喜ばしい限りです。