2019年6月16日

会社のポタリングメンバー3名で、岐阜県の西美濃を走ってきました。 その3になります。


「谷汲あられの里」を後にして県道40号を再び西へ。  トンネルを抜けてしばらく走ると左折をしてからバイクを停車。「ここからは軽い峠を越えます。」 ガーミンでルートを確認すると・・・はい、「いかにも山道です」といった感じの道を確認しました。 



県道267号 「神原揖斐川線」を南下して揖斐川の市街地を目指します。 キツイ勾配ではありませんでしたが、九十九折りの峠道を気張って登っていきます。 ここまでほぼフラットな道ばかりだったので、少しの勾配でもキツイキツイ。


お疲れ様でした。 登りきったところに看板がありました。  標高281mとは言え、坂嫌いの私にとっては苦行以外の何者でもありません。 しかしこの峠の名前「仁坂坂峠」って、凄いネーミングセンスですね。 漢字4文字のうち3文字が「さか」をイメージさせる漢字を使っているとは!


ただ仁坂坂峠は単なるウォーミングアップでしかないことは、この時は知らないのでした。 揖斐川町の市街地を抜け、県道32号沿いにあるファミマで補給とトイレ休憩。 ドリンクや捕食を買い足して再出発。 


向かうは「岐阜のマチュピチュ」とか「天空の茶畑」と呼ばれているスポット。 NHKのチャリダーでも取り上げられたこともあります。 この辺りを走るのが大好きで何度も訪れているのですか、なぜか足が向かなかった場所。

県道32号を西に向かい、春日郵便局の手前で右折。 実はこの時点で予定外の苦行が決定していたのです。


県道を右折してからは10%を超える斜度ばかりのうえ、3,4箇所のヘアピンがお出迎えしてくれました。 もちろん画像を撮る余裕は一切なし! ひたすら斜度の緩そうなラインをノロノロと登坂。 激坂区間もなんとか足付き無して登りきりました。


登って来たぞ! 天空の茶畑へ! 

現場はプチ観光地化していました。 小ぶりですが駐車場もあり、無料のお茶も振舞われていました。 「揖斐茶の産地 上ヶ流地区」 標高300m程の山肌一面に茶畑が広がる風景。 なかなかお目にかかる風景ではありませんね。 SNS映えは確定です。


駐車場より上に徒歩で向かう展望スポットがあるとのことでしたが、ビンディングシューズでのチャレンジは諦めました。 もう十分に登りましたから。 それより「あのスポット」を探さねば。


それは「チャリダー」で朝比奈彩嬢が「愛車写真」のコーナーで撮影したスポット。  多分ここだろうと勝手に確信し、同じアングルで一枚。 さて、天空の茶畑にも満足しました、降りますか。


あれ? 登って来た時と道が違う?!  激坂を登ったってことは、帰りは激坂を降らなければならないと腹をくくっていたのです。 しかし、県道に合流するも激坂をダウンヒルした記憶はなく、あれ??  まさか・・・    そう、天空の茶畑に向かうルートはひとつではなかったのです。 あとで往路で登ったルート以外の2ルートを走りましたが、あれほどの激坂はありませんでした。 今後、天空の茶畑へ向かうチャリダーさん、1番手前を右折ルートを強くお勧めいたします。  もちろん坂バカさんはこれに限りません。


天空の茶畑を後にして県道32号を東へ戻り、先程休憩したファミマの交差点を南へ。 池田ふれあい街道は、道端に見頃を迎えたアジサイが目を楽しませてくれる。  


ここで唐突に本日のラスボス登場です! 池田ふれあい街道から「弓削寺」の境内へのアクセス道路。  「あ、これ登るの無理だ」開始1分で白旗です。  ガーミンの勾配表示は常に20%を超える状態が続いています。  なんて坂だ! 距離はそれほどないものの、久しぶりにバイクを押しての登坂となりました。 


「道の駅 池田温泉」にピットイン。コーラとたこ焼きで本日最後の休憩。 この道の駅のサイクリスト用スポットが上の画像。 バイクラックに愛車をセットすると、空を飛んでいるような写真が撮れるのです。  バイクラックやトレーナーやバイクアクセサリーで有名なMINOURAの本社が近くにあるからでしょうか??


サイクルトレインが可能な養老鉄道が近くを走っていますが、大垣駅まで自走と決定。  スタート地点と同じ大垣駅で、約90kmを走った、本日の西西美濃ポタリング終了です。  お疲れ様でした。