2019年2月22日
早春の西伊豆をポタリングしてきました。
その3です。
土肥(とい)金山近くでちょうど見頃を迎えていた河津桜を発見。 ソメイヨシノよりピンクが鮮やかな河津桜。 今回のポタリング、当初の予定は伊豆で一泊して、河津町で見頃を迎えた桜も見に行く予定でした。 都合により「西伊豆日帰り」となりましたが、いつかは河津の河津桜を愛でてみたいものです。
土肥を後にして県道7で西伊豆の海岸線を北上する。 ちょうど10年前、オートバイで伊豆を訪れた時に走った事がある道。 景色と交通量の少なさに「めちゃくちゃ素敵な道」と頭の中にインプットされていた。 色々な表情を見せる駿河湾・時折姿をのぞかせる富士・喧騒のない自然の静けさ。 確かにこのイメージに嘘や偽りは無かった。
ただ・・・
ひたすら続くアップダウンに心が折れそう。 伊豆といえば「海」というイメージがありますが、今回は確実に「山」ばかりです。 オートバイで走っている頃は「勾配」なんて言葉は頭の中に無かったっけ。 上り坂でも、右手のアクセルを開けるだけで前に進んでいたもの。
補給を入れようにもコンビニはおろか、飲み物の自販機も見当たらない。 フロントポーチに入っていたスポーツ羊羹とボトルの水でなんとかこの場はしのぐ。
土肥から大瀬崎の間で唯一の補給ポイントだったのが、戸田(へだ)にあるフルーツランドギャラリー。 下調べでいかにもインスタ映えしそうなメロンパフェなるものを探し当てていた。 当日は残念ながらお目当てのメロンパフェはなかったので、イチゴパフェとなりました。
洋風でお洒落な雰囲気の店内。 大きな窓ごしの富士山。絶好のシュチュエーションの中で、イチゴパフェをいただきました。
西伊豆海岸線の北上に思っていたより時間がかかってしまい、出逢い岬や煌めきの丘はあっさりと写真を撮るだけで足早に先を急ぐ。 日が高くもう少し雲が少ない時、ゆっくりと写真を撮ってみたいものです。
大瀬崎(おせざき)を通過する頃はすでに太陽が西に傾いていた。 夕暮れの薄暮の中、輪行スタート予定地である伊豆長岡駅を目指す。 先は急ぎたいけれど、富士山が見えればカメラを構えたくなってしまう。 普段の生活の中に「富士山」ってものが無いのだから仕方ありません。
内浦にあるセブンイレブンでトイレ休憩。 本当に久しぶりのコンビニです。 三津三差路を右折して県道130などで長岡の市街地へ。 18時過ぎ、無事に伊豆長岡駅に到着。 急いで輪行の準備をして、三島行きの列車に乗り込むことができました。
三島から新幹線で名古屋まで、関西本線で地元駅へ。 ここで同行のF氏とお別れ「お疲れさまでした! 家に帰るまでがポタリングですよ。」
「日帰りで伊豆かよ 」あとから考えると無理矢理なスケジュールだと痛感しています。 しかし一日中、充実していたポタリングでした。
また行くぞ、伊豆半島へ。