梅雨明け以降、暑い日が続いている。
今年の夏は特に暑い。
こんな時は涼しい高原で避暑でしょう。

そうだ!乗鞍へ行こう!!


2018年7月30日

休日出勤の振替休みがあったので、急遽乗鞍行きを決行しました。
前日に消耗品などを慌てて買い足し。
バイクは点検後に車へ放り込んで、準備完了。

「早朝の涼しい頃を走ってみよう」日の出とともに登り始めるつもりが、見事に寝坊。 結果、観光センターをスタートしたのは10時過ぎ。 自分以外にも数台のロードバイクが走り出す準備をしていました。


エコーラインの終点、長野と岐阜の県境に向けて出発! 日本一の坂馬鹿を決める「マウンテンサイクリングin乗鞍」の舞台でもあるエコーライン。 「全長20kmほど 平均勾配は6%ほど 1/3程度走った所に三本滝の駐車場がある。」と、ざっくりとした情報を入れているだけで、あまり数値的なことはわかっていません。


スタート直後は爽やかな高原の道。ペンションやホテルなどの建物が並び、山のリゾート感が出ている。 大きなバックパックを背負ったハイカーさんなども頻繁に見かける。「今、山に遊びに来ているんだ。」山が好きな自分、登りはキツイけれどきっと笑っているんだろうな。


 6.5kmほど走った頃、左手にスキーのリフトの設備が見えた。 スピードを落としながら右手を見ると、ひらけた場所とその奥にレストハウスを発見。 ここが三本滝の駐車場か。

まだまだ先は長いので、ここで1回目の小休止。  ベンチに座って冷たい缶コーヒーをいただく、のんびりと辺りを眺めながら。  あー 贅沢なひとときだ。


 同じタイミングで休憩していた数名のローディーさん。 「私登れないかも、ここで引き返そうかしら。」自分の近くにいた女性ライダーさんがテンション低くく、同行のメンバーさんに話しかけていた。

出発直前の自分、バイクにまたがりビンディングをはめていた。 先ほどの女性が近くにみえたので声をかけてみた「お互い頑張りましょう! 畳平でまた会えますように。」


「お願いします、行ってきます。」
三本滝のゲートで通行を管理しているおじさんに挨拶をし、一般車両の入ってこないルートへバイクを進める。 バスが横を通る時以外は山の静かな佇まいが感じられる。 時折、崖の下の方から水が激しく流れる音がしている。 


標高2,250mほどの地点。 つづら折れのコーナーを抜けると、左側の崖に小さな滝があるのがわかった。 右側のスペースにバイクを停めて降りてみる。 「ん?? 硫黄臭い」 滝は滝でも、冷たい温泉が流れ出ている滝のようだ。 

ヒンヤリ感が気持ち良さそうだ! 空のボトルに冷たい温泉を貯め、ヘルメットの上から一気にかぶってみた。 頭・首・背中と冷たい温泉が流れ落ち、一気に体温が落ちた気がする。 ちょっと硫黄臭くなるのが難点ですが・・・

その2に続きます。