ロジカル・シンキングとは、単に論理的に考えるのではなく、
フレームワークを使って考えることなのだとか。
知らなかった!
私は早急に基本の型を学ぶべく、オススメされた『ビジネス・フレームワーク』を購入した。
ビジネス・フレームワーク (日経文庫ビジュアル)/堀 公俊
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ふむふむ。
ただ、1ページずつ読んでいても、なんかしっくりこない。
頭に入ってこないっていうか。
それに順を追って読んでいてもなんか飽きちゃう。
「パッと開いたページで自分のいま抱える悩みを解決できるかな?」
そう思い立った私は、そのように活用することに決めた。
さて、今日の1ページは……
『ハインリッヒの法則』。
要約すると、失敗を未然に防ぐ! ということ。
1件の大きな事故の裏には29件の軽い事故がある。
またその29件の軽い事故の裏には300件のヒヤリ・ハットがある。
その300件を未然に防がない限り事故はなくならない。
逆に、300件を未然に防げは事故はなくなる! ということ。
私は先日河川敷を久しぶりに走ったときの”失敗”を思い出していた。
「今日は軽く10キロランしよう」
そう決めて私は八広の河川敷へと向かった。
なぜ八広? って、来週末「企業対抗駅伝」に出場するのだが、
そのコースがまさにその八広の河川敷なのだ。
私は颯爽とホームを駆け抜ける野球少年を横目に、軽快にスタートを切った。
心地よい追い風が背中を押してくれる。
2.5キロほどで折り返し地点。
今度はだいぶ強い向かい風だったが、気分は上々だった。
右手にはスカイツリーが悠然と佇んでいる。
気持ちいい。
しかしそれは数分と持たなかった。
5キロ地点で再び折り返し、6キロほど走った頃だろうか。
突然襲われた過呼吸。
フルマラソン時、1度だけ過呼吸になったことがあるが、
こんなに短距離で過呼吸になったの初めてだった。
若干意識が朦朧としてきた。これはマズイ。
私はすぐに折り返して水場へと向かった。
10キロ走りきると決めたはずだったが、その後も意識が朦朧としていたため、
断念して帰宅する道を選んだ。
この失敗をハインリッヒの法則に当てはめてみよう。
●1件の失敗●
過呼吸になる
●29件の失敗●
走る前に十分に水分を取らなかった
準備運動もそこそこに走り始めた
●300件の失敗●
毎日のトレーニング(ラジオ体操・腹筋・ストレッチ)を最近怠っていた
朝食を抜くことが多くなった
睡眠時間が極端に少なくなった
食事が偏っている
●学び●
書き出して思ったことは、
『自分の体力を過信していた』
ということだ。
最近の不摂生から考えると、明らかに体力が落ちているはずだった。
先月上旬に30キロランをしてからまったく走っていなかった。
そして、生活は乱れ始めていた。
思考ノイズに侵され始めていた私は、夜眠れなくなり、
朝起きられなくなり、朝食を抜くようになった。
ダメだ。このままではいけない。
まず根本を正すためには、思考ノイズを取り除くこと。
(いま決断できないことは「決断しない」と決断した)
そして毎日の生活のリズムを崩さないこと。
書き出すってダイジ。
なんとなく気づいていることでも、書き出すと明確になるし、自分自身への戒めと決意につながる。
インシデント(実際には事故につながらなかったものの、大きな事故に至る可能性がある出来事)
が起こりやすい状況は以下3つだという。
・はじめて
・ひさしぶり
・変更
今回の過呼吸は、はじめての場所でひさしぶりに走り、不摂生な生活に変更されていた結果引き起こされた。
しかし、来週の駅伝本番は大丈夫なはず。
下見はばっちりだし、ひさしぶりではないし、不摂生な生活も今すぐ改善するのだから。
毎日のトレーニングを欠かさずに思考ノイズを取り払い、
一週間後みんな笑顔でハイタッチするのだ!
フレームワークってすごい。
今回は失敗とうまくリンクしたが、
日々の悩み事もフレームワークを使えば解決の糸口が見つかるだろう。
私はフレームワークに期待を寄せつつ、ストレッチを開始した。
