【logic’s航海日誌】vol.008「蟻(アリ)というのはよく知っている様で知らないもの」
2013.03.10
ご無沙汰しております!
受験生の指導も終わって前よりゆとりが出来たので、久しぶりのメルマガの発刊になります。
今年度の高校受験生の指導が先月で無事に終了いたしました☆
それに、最近アイディアの回転力がよくなったお陰で、資料が毎日のように誕生しています☆
その資料作成に夢中になってたら夜中という有様だったりしますw(°0°)w
う~ん、早寝早起きもしたいしいかんいかんと思う反面、自分にここまで出来る事に感動してたりもします!
資料作りもいいけど、せっかく読者もいるのだから、このメルマガも大切にしていきたいと思い直します。
さて、その資料作成をしてる中でに今回お届けしたい話が出てきたました!
それは、私の高校生の頃まで遡ります。
1995年4月に高校に入学したのですが、社会科の地理の授業を担当してた先生のお話です。
その地理の最初の授業の時にその先生は(仮名リチヤ先生)クラスのみんなに真っ白い紙を配ってこういう指令を出しました。
「え~、みなさん!今からその紙にアリの絵を描いてください!」
それを聞いて最初、私は耳を疑いましたよ。
「はっ、今社会・地理の授業でしょ!?理科じゃないよね?」
と戸惑い、時間割表を見てもやはりこの時間は地理の時間!
意味の分からないまま、我々はアリを描きましたよ。
そして、みんながアリの絵を描き終えた頃合いを見計らって、その先生が言ったことが、今の私にも忘れられないものになりました。
「さて、皆さんアリの絵は描けたでしょうか?
描きながら体はいくつに分かれてたっけ、体のそれぞれの大きさはどんなだったっけ、足は何本だっけ、目はどんなだったっけ?と色々と考えたのではないでしょうか?
この様に、アリというのは我々の身近にあってよく知っているようで、実はよく知らないものなんです…」
と言ったのです!
それに対して、小学生の時、理科の昆虫の分野で100点も取ったこともあり、昆虫に詳しいとそれなりに自負してた私にとっても衝撃的でした…。
アリの顔を表面から見たらどうなのか?、アリの目はどうなのか?、アリの足の先はどうなのか?など描きながら色々考えましたし…。
そしてさらにその先生はこう言いました。
「このアリの知識の様に、知っているようでよく知らないという感覚で、地理を学んでほしくないんです!日本人だから、日本の事をよく知ってるわけではない。自分の住んでいる町のことも知っているようで知らないことも沢山ある。
この事を忘れてほしくないので、アリの絵をノートの最初のページに貼って下さい」
そんな訳で我々はノートの最初のページにそのアリの絵を描いた紙を貼りました。
このリチヤ先生の言葉は、この歳になっても身に染みるのを感じますし、私の編み出した「Qワード“幾つ”三段活用」という全教科に通ずる勉強法を開発してから尚更奥深さを感じます…。
去年の夏にこんな事がありました。
アリが教え子の部屋にいてその子が虫が苦手で殺そうとしてたのです。
それに対して、ストップを掛けてこの話をしました…。
そして締め括りに
「アリをよく知らないのに何となく嫌いで殺しちゃうのかい?」
と問い掛けました。
そしたら、虫系を苦手にしてるその子もさっきまでの殺気立った怖い雰囲気も緩和されて、
「なるほど、深いね!」
と言ってくれたのです…。
だから、特にアリは私に大事な教訓というイメージが強くなってるので、アリさんを訳もなく殺害してる光景に密かに胸が痛くなったりします。φ(.. ;)
そんな訳で、自分がよく知ってると思うものも簡単に片付けず見つめ直すと人生が変わると思います☆
みなさんもアリの知識の様に「知っている様で、実は意外と知らない」ものがいくつあるか考えてみましょう☆
さて、あと3時間もしたら高校生の指導があります☆
今回はこの辺で☆
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