みなさん、こんにちは!
いつもブログをお読みいただきまして、ありがとうございます^^

事務局スタッフのユキリンコです。

今回は前回に引き続き、センターと2次試験の配点についてお話します。

前回お話した配点ウェートといった単純に点数の比率だけではなく、
国公立の入試では、圧縮配点や傾斜配点という配点形式があります。

どの程度の比率になるかは、大学・学部によって異なり、
大学側から提示されます。

圧縮配点は、全教科にわたって大学入試センターが決めている配点より
一律に低く比率を設定する配点になります。

例えば、5教科7科目受験で、全科目満点で900点だったとして、
全科目の満点の点数を均一に下げる配点形式になります。

傾斜配点は、特定の科目の配点を高くしたり、低くしたりする配点になります。
例えば、英語、国語、数学がそれぞれ100点満点のところを
英語のみ1.5倍の倍率をかけ、国語や数学より比重を重くするといった方法です。

難関大学はセンター試験が実際の点数より3分の1になったり、
9分の1程度まで圧縮されることがあります(@_@;)

10点程度得点に差があっても、大学によってはかなり圧縮されるので、
同じくらいの点数になってしまいます。

そのため、配点ウェートで2次が圧倒的に高くても、
センターで取れていなければ2次試験が受けれないという事態が発生します。

そこはさすが難関大ですね。
センターでも2次試験でもかなりの高得点をとらなければなりません。


ということで、センターと2次の配点ウェートだけではなく
各大学の圧縮配点、傾斜配点の比率がどうなっているかを知ることはとても重要となります。


次回は私立大学の入試についてお伝えしたいと思います^^