こんにちは!

インターネット予備校SL首席講師で
「9割受かる勉強法」著者の松原一樹です。

今日の動画は『3日で数学の「偏差値」29→62にまで上げた私の「3ステップ勉強法」 奥義No21(2)「数学」は、英語や現代文より少ない時間で「偏差値60」になれる』です。


<動画>




動画が見れない人、または動画内容をサクッと復習したい方は
下記の<レジュメ>をご覧ください。動画と同じ内容を記述しています。


<レジュメ>

●数学攻略の鍵は小さて深い穴掘り作業

数学の学力は手広く範囲を広げて学習するより、一分野決めて、その分野だけ得意になっていくような”小さくとも深い”穴を掘る学習で飛躍します。広く彫ってもいいのですが、早い時期から志望する国公立大学や私立大の個別試験対策をしっかりやるだけの時間が余っている人に向いています。

一点一点 深く穴を掘っていくと自然と穴は徐々に広くなるものです。ある時点から加速度を上げて、その穴の広がりが大きくなっていきます。

数学が得意というのは、深い穴をどれだけ多くもっているかで決まります。浅く広い穴では一つの分野も高得点が取れませんが、深く小さい穴を掘った分野は満点も取れます。それが他の分野の学習意欲と理解のすぴーどをもたらして行くのです。

数学は特に高1生の模試であれば出題範囲が狭いので、すぐに得意と思えるような偏差値60以上が取れやすいのです。一つ二つの狭い分野だけでも理解でき得点に繋げられれば数学は得意であるといえるでしょう。一つの分野だけなら、一気に国公立大学二次試験レベルまで持っていくことも可能です。

インターネット予備校の生徒さんの多くが中学レベルの学力が0でも1.5年以上あればセンター試験の数学1Aで100点、同数学2Bは80点が取れます。

●それでも二次関数は厳しいという人へ まずは「数と式」

数学がまったくの苦手という人は、「数と式」、とくに「因数分解」と「展開」、ここからはじめるようにしましょう。なぜなら、中学までの数学、関数や図形がわからなくても取り組める分野だからだからです。
さらにこの分野は、数学を学ぶうえで非常に重要な「2つの考え方」のうちのひとつを学ぶことができます。

その考え方とは……「具現化」です。
実際に数字を入れてみて展開することで法則性=因数が見えてくる。
このように、「具体的な数値を入れて確認していく工程」は、数学を勉強するうえでもっとも重要な考え方のひとつです(帰納的学習)。

「因数分解」と「展開」は、これまで数学がまったくできなかった人でも「3日」でできるようになります。簡単に学べるからといって価値がないわけではなく、高校数学の「なくてはならない分野」といっても過言ではありません。

ここでの計算術は、今後の学習をスムーズにするという点で非常に重要な分野です。 そして、モチベーションのうえでも、小さい分野とはいえ「はじめて数学ができるようになった」という自信がやる気を継続させやすくするのです。

●そして苦手な人も次に取り組むべきは、二次関数

次に取り組むべき課題は、「二次関数」です。
「数と式」で取り組んだものの中で、「2乗の文字式」がどのような意味合いを持つのかを知ることにより、数学のおもしろさが際立ちます。

同時に「二次関数」は、数2以降の数学で絶対に外せない関数的な思考を学ぶ最重要分野です。国公立大学二次試験や私立大学個別試験でも必須の分野です。
それを早い段階で押さえることができれば、苦手だった数学を「飛躍させる武器」を得ることになるでしょう。

「文字式」が示す先にグラフがあり、そのグラフが条件によって可動する。
このことで数学が生き物である事実を知ることができます。
このように、問題で提示された関数(や図形)がどのようなグラフを描くのかを明確に正確に把握していくことが、現代文の「事象の構造化」に該当しています(事象の構造化は、数学学習でもっとも重要な2つ考え方の2つ目)。

数学は、二次関数を理解できれば、確実に得点源となる科目になります。そしてこれ以降は、順番に他分野を学習していけばよいでしょう。

では、最後に数学の学習順序として、3ステップで示しますね。