こんにちは!

インターネット予備校SL首席講師で
「9割受かる勉強法」著者の松原一樹です。

今日の動画は『英文読解を得意にし、30分で英単語200語を覚える「3ステップ勉強法」 奥義No17(1) 英語の「3ステップ勉強法」』です。


<動画>



動画が見れない人、または動画内容をサクッと復習したい方は
下記の<レジュメ>をご覧ください。動画と同じ内容を記述しています。


<レジュメ>

【読み飛ばしテクニック①】「ディスコースマーカーに着目する」

たとえば「therefore(その結果~)」という単語があれば、「その次は結論がくる」とか、「for example(例えば)」という単語がきたら「次は具体例がくる」ことがわかります。このような「ディスコースマーカー(話の筋道を示す言葉)」に着目することで、文章の流れを早くつかむことが可能です。このような読み方は国公立大学二次試験や私立大学個別試験だけでなく、センター試験でも有効です。

【読み飛ばしテクニック②】「段落ごとに拾い読みする」

文章の「1段落」だけを拾い読みして書かれてある内容を推測するテクニックです。たとえば、第1段落に「主張」が書いてあり、第2段落に「その具体例」が書かれていた場合、「第1段落」の内容が理解できるのであれば、第2段落は読み飛ばしてもかまいません。

また、第1段落に抽象的な記述があり、その内容が理解できないとしたら、第2段落をじっくり読んで、具体的に理解するようにします。特に難関国公立大学二次試験や難関私大の個別試験に対応するために必要なテクニックです。

このように、

具体例を読まなくても理解できるときは、具体例を読み飛ばす
意味が理解できないときは、具体例を読む
ようにすれば、限られた時間を有効に使うことができます。

【読み飛ばしテクニック③】「設問から先に読む」

「設問」を先に読むことで、「だいたいどういう内容が書かれているのか」がわかる場合があります。
「地球環境について書かれてあるらしい」、「科学技術の進歩について書かれてあるらしい」ということがわかるだけでも、文章全体を理解する手助けになるはずです。「キーワード」を拾うように設問を見ていくと、「どのようなことが書かれているのか」がわかりやすいと思います。
設問だけでなく、選択肢の文章も先に読むと理解しやすくなります。

ただし、このテクニックは、「間違った内容を1つ選べ」といった「間違い探しの設問」にしか使えません。5択のうち1つが間違いであるならば、「4つは正しいことが書かれてある」ので要旨をつかむことができます。

しかし、5択のうち「正しい内容を1つ選べ」と問われている場合には、「4つの間違った情報」を取り込んでしまうことになります。こうした場合は、「各選択誌に共通して使われている用語」に注目すると、その本文のテーマがつかみやすくなります。特に難関国公立大学二次試験や難関私大の個別試験に対応するために必要なテクニックです

■英語の3ステップ勉強法

●【ステップ1(基礎レベル)】…高1レベルの英単語と英文法の理解

「ステップ1」では、中学~高1レベルの「英単語」(1000~1500語)と「英文法」、「発音記号」を覚えます。「英単語」と「英文法」を一緒に進めるより、「英単語」から先に手をつけましょう。「英文法」を理解するためには、どうしても「英単語」の知識が必要になるからです。
英文解釈では、中学~高1レベルの「1文」を、主語、動詞、目的語、補語、修飾語、被修飾語に分けられるようにします。

●【ステップ2(センター試験レベル)】…高2以上の英単語と英文法の理解

高校2年以上の英単語と、同レベルの英文法を習得。問題演習も取り入れながら、ステップ2で「センター試験の英語が8割解けるレベル」に引き上げます。

英文解釈はまだ「1文」のみ。高2レベル以上の「1文」を、主語、動詞、目的語、補語、修飾語、被修飾語に分けられるようにします。
「1文だけしか読めないのに、センター試験を受けて大丈夫ですか?文章全体が読めなくても大丈夫ですか?」と質問を受けることがありますが、安心してください。大丈夫です。なぜなら、この時点で「現代文」の力(=論理的思考力)が身についているからです。

「論理的思考力」が身についていれば、ある程度、前後の関係性を推し量ることができるはずです。特に地方国公立大学二次試験や私大の個別試験に対応するために必要な学習内容です。

●【ステップ③(東大・早慶・難関国公立レベル)】…1文と1文の関係性をひも解く

志望校のレベルに合わせ、英文読解のレベルを上げていきます。1文と1文の関係に注意しながら、長文全体の意味を正しく理解するレベルです。
「接続詞」や「ディスコースマーカー」に注目して文章の流れを推測したり、読み飛ばしながら、「早く理解する」ことを目指します。

また、英語につきましても、市販されている「参考書」だけをつかって、大学に合格するための参考書のリストを、公開しております。
この参考書は2000冊の中から選びに選び抜いた、私の指導する生徒たちが、東大・早慶・難関国公立大学などに9割以上の確率で合格に導いた、「最高の参考書」たちです。

今、自分がいる学力を正確に把握し、このリストの【ステップ1】→【ステップ2】→【ステップ3】という順番を確実に守って勉強していくことで、基礎的な学力に「モレやヌケ」がなくなり、「9割受かる勉強法(9割受かる勉強法)」を身につけていくことができるのです。

各ステップのレベルは「左記」のとおりです。

■【ステップ1の参考書】→基礎レベル
■【ステップ2の参考書】→センター試験 地方国公立大学二次試験 私立大学レベル
■【ステップ3の参考書】→東大・早慶・難関国公立

必ず、自分がいる学力のレベルから、順番を守って、順次、進めていってください。参考書だけでも、「東大・早慶・難関国公立大学」に合格できる学力は、身につけられるものなのです。私の主催するインターネット予備校でも大よそこの3ステップに沿って学習させています。