こんにちは!

インターネット予備校SL代表で
「9割受かる勉強法」著者の松原一樹です。

今日の動画は「3か月で「偏差値」45→70の「効果的な勉強法」 奥義No12(3)「理解する」「覚える」「アウトプットする」と本当の学力が身につく」です。

<動画>



動画が見れない人、または動画内容をサクッと復習したい方は
下記の<レジュメ>をご覧ください。動画と同じ内容を記述しています。


<レジュメ>

目的②【覚える】

「覚える」とは、「反復し、記憶に定着させること」です。
英単語を暗記するとしたら、1回に費やす時間は短くていい。「1単語2秒」くらいでも十分でしょう。ただし、1回見ただけでは定着しませんから、「何度も繰り返して復習する」ことが大切です。

ドイツの心理学者、ヘルマン・エビングハウスは、「一度覚えたものでも、時間が経過するにしたがい忘れてしまう」として「忘却曲線」を発表しました。

エビングハウスによると「10個の単語を覚えたとき、どれくらいのスピードで忘れていくか」を測定。その結果、「一度覚えたことは、48時間後(2日後)には、70~80%忘れてしまう」ことがわかったのです。

【10個の単語を1回で覚えたときの、忘れる速度】

4時間後→「約5個」忘れる
24時間後→「6、7個」忘れる
48時間後→「7、8個」忘れる
しかし一方で、繰り返し復習すれば忘れるスピードが遅くなり、「復習を3回すれば、48時間後でも半分程度の単語を覚えていられる」ことがわかりました。「復習する回数が多いほど、忘れにくくなる」ことが実証されています。
脳科学者として知られる東京大学の池谷裕二先生も「復習の重要性」を唱えています。池谷先生によれば、「2ヵ月間に4回の復習を行なえば、記憶が定着しやすくなる」そうです。

ちなみに私が指導する「インターネット予備校ロジック」「インターネット予備校SL」では、知識を確実に定着させるため、「2カ月間に4回」よりも多い、「2ヵ月間に5回の復習」を提案しています。もし、「5回復習」しても覚えられないとしたら、それは「理解するための勉強」が不足していると考えられます。

ちなみに「6回以上の復習」は、「5回目までの復習と同じ効果しかない」といわれています。したがって「10回復習」をしても「5回の復習」と同じ効果しか得られませんので、時間の浪費になってしまいます。

【効果的な復習のタイミング】

1回目の復習…………勉強当日の就寝前
2回目の復習…………翌日
3回目の復習…………2回目の復習から1週間後
4回目の復習…………3回目の復習から2週間後
5回目の復習…………4回目の復習から1ヵ月後
※日付をノートに書くなどして、復習した日と回数を管理しておきましょう。