こんにちは!

インターネット予備校SL代表で
「9割受かる勉強法」著者の松原一樹です。

今日の動画は「1秒でやる気が上がる大学受験の勉強法 奥義No3(2)【【やる気スパイラル法】 「1コマ」「1日」「1週間」の使い方でやる気が倍増する」です。

<動画>



動画が見れない人、または動画内容をサクッと復習したい方は
下記の<レジュメ>をご覧ください。動画と同じ内容を記述しています。


<レジュメ>
●【やる気スパイラル法②】……「Dayサイクル」

人間は、「時間帯」に応じて「向いている作業」と「向いていない作業」があります。
「朝」は、「ロジカルな時間帯」といわれ、分析的な思考が強い時間帯です。

ですので、ゆったりとした「暗記系」の勉強をするよりも、論理的に考え抜く英文解釈、現代文、数学、理科といった思考系」の勉強が適しています。

朝少し早く起きて、学校に行く前に「思考系」の勉強をしてみるのもいいでしょう。特に、国公立大学二次試験対策の直前、私立大学の個別試験直前の前は、朝は過去問演習、午後一は暗記系や復習の徹底という段取りがお勧めです。

朝の時点で「1コマ」でも勉強を終えておくと、気持ちのうえでも安心しますし、1日のリズムがよくなります。朝2時間の勉強は「1日の勉強の8割に相当する」ともいわれているので、「もう8割終わったんだ」という精神的な安堵感が、午後からの勉強を気楽にさせてくれます。

反対に「日中」は、「エモーショナルな時間帯」といわれていて、「考え抜く」ような「思考系」の勉強よりも、「暗記系」や「イメージを膨らませるような勉強」(たとえば、英単語や用語暗記など)が向いています。こうした一日の時間の使い方まで管理してこそ、短期間で偏差値50未満から国公立大学や名門私大に合格できる礎が出来上がるのです。

●【やる気スパイラル法③】……「日曜日はオフ」

「日曜日」は世界中どこの国にもあり、基本的にこの日は「オフ」です。
「日曜日は休日にする」
これは、「世界共通の真理ではないか」とさえ、私は思っています。受験生も例外ではありません。

日曜日にリフレッシュするから、平日頑張れるわけだし、日曜日に休むから「じゃあ、日曜日までにコレとコレをココまでやり終えよう」というスケジュールが決まります。だから受験生も、もちろん「休んでいい」んです。

国公立大学受験生・私立大学受験生の多くは、「休む勇気」を持っていません。あるいは、休んではいても、頭の中は「勉強のことばかり」考えてしまうことがとても多いのです。

私が指導した国立大学受験生のI君も、「休む勇気のない受験生」でした。
彼は、「コンカレントワーキング」を実践して効率的に勉強を進めていました。傍目に見れば、「余裕」を持って勉強に取り組んでいるように見えます。ところが、彼の気持ちは揺れに揺れていました。「休むことだけはできない…不安だ」というのです。

そこで私は、I君の「1週間のスケジュール」を練り直し、「この新しいスケジュールをこなすことができたら、休んでいい」と提案しました。するとI君は、こう答えたのです。

「先生、私…休んでも、受かりますか?」
私は即答しました。
「受かるよ」

この「受かるよ」のひと言が、I君の「不安定な気持ち」を落ち着かせました。「先生がいうのだから、間違いない。先生がいうのだから、安心して休んでいいんだ」と思えるようになったのです。

だから、私のような指導者のひとことが「安心感」を与えるのです。どうしても「休みを取ること」にためらいを感じてしまうのなら、あなたの指導者に「休みの許可」をもらうのもひとつの方法だと思います。

国公立大学や名門私大で求められる勉強量をこなすためには、休みは必須だと考えてくださいね。