皆さんは『守・破・離(しゅはり)』という言葉をご存じでしょうか?


本来は武道や茶道などの理想的な師弟関係の”在り方”を指した言葉です。




『守』・・・師匠の流儀や型を徹底的にまねて確実に自分のものにする。
『破』・・・『守』で身につけた型や流儀に自分なりの工夫を加える。
『離』・・・師匠のもとを離れて、独自の流儀を発展させる。




現在では武道に限らず、芸術やスポーツ、ビジネス、職人の世界等々・・

分野の異なる様々な世界で共通している『本質』になっています。


実は、受験勉強にも『守・破・離』が重要なんです!


最近は特にですが、このような悩みを抱えた受験生を見かけます。

「自分に合った勉強法がわかりません」

結論からいってしまうと、


はじめから自分に合った勉強法を見つけるのは無理

なのです。


なぜなら、勉強には”外してはいけない型”があるからです。

その”勉強の型”を地道に繰り返し、『守・破・離』を実践した人にしか、
”自分だけのオンリーワンの勉強法”を見つけることはできません。

つまり・・・

最初の”型”さえ間違うことがない限り、
この『守・破・離』を徹底すれば身につくということです!(^^*

現に、自分の勉強方法を持っている人は例外なく、長い期間をかけてじっくり学習を積み重ねてきた人達ばかりですよね^^


「自分に合った勉強法が分からない・・」

そう心のなかで呟く前に、
この『守・破・離』のプロセスをじっくり時間をかけてたどってきましたか?

『正しい勉強の型』を繰り返し実践してきましたか?

※最後、基本的な『勉強の型』をまとめた本を2冊紹介しています。
よろしければ参考にしてください
(^^*


文責:田中


~~~編集後記~~~
今年は桜の開花がやたらはやく、3月末なのにもう散り始めています。

昨年は上司(幹部の方)と2人だけで、福岡の大濠(おおほり)公園というところで、缶ビール片手に花見をしたのが懐かしい。

周りは団体様(会社や大学のサークル)が多く、しかもやたらと女子率が高かったのを覚えています。

野郎2人は自分たちの存在が浮かないように、端のほうで新聞紙を敷いて、遠くからその喧騒を眺めていましたorz

「田中くん、来年はもっと多人数でこれるようにしよう!」

それから1年、どうやら来年に持ち越しですね(^_^;)
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