日本を揺るがした震災から2年が経過しました。
一昨日、節目の日を迎えたことで、
読者の皆さんも何か思うところがあったのではないでしょうか。
私は学生時代から東北とは個人的に繋がりがあったので、
当然知り合いの中には親族を亡くされた方々もおります。
ある御婆ちゃんは、震災の前日に孫に書いてもらったという似顔絵を大切に抱えながら、言葉にならない言葉で泣き崩れていました。
亡くなった同世代の人たちが何を思って亡くなっていったのかを思うと
果たして、今の生き方や取り組み方で十分なのか考えさせられます。
残念ながら、我々に明日何が起こるかを予測することは不可能です。
しかし、未来は”今”を積み重ねることでしか創ることはできません。
皆さんが今生きているのは、
同世代で亡くなった人たちが「生きたい!」と思った未来です。
人生どこで何が起こるか分からないからこそ。
何時訪れるか分からない最期が訪れたとき、
「いい人生だった!」と思えるような生き方をしたいものです。