こんにちは。
未来研究所の大塚です。

前回の記事『睡眠には3タイプある!!』
http://ameblo.jp/logicfuture-2007/entry-11447433783.html

で紹介た睡眠の3タイプ

ロングスリーパーがショートスリーパーになれるかは、
今のところまだ不明です。

しかし、バリュアブルスリーパーは、
ショートスリーパーになれる可能性があります。

アメリカの某大学の調査チームで、

平均的な睡眠時間の人が
少しずつ睡眠時間を減らす実験が
行われたことがあります。

6ヵ月後に平均5時間にまでなったところで、
その実験は終了しました。

興味深いのは、その1年後、

自由な生活を過ごしていた実験参加者を調べてみると、
平均6時間の睡眠時間を保っていたことです。

一度、短い睡眠時間に慣れてしまうと、
それを長期間維持できることが証明されたのです。

これまでの研究では、以下のことを心がけると、
睡眠時間を短縮することができそうです。

・ 起床時刻は変えず、就寝時刻を1~2週間ごとに、15~30分ずつ遅くする
・ 就寝の3~4時間前までに、あまり多くない夕食をとる
・ 夕食後は、少し暗めの白熱灯の下で過ごす
・ 就寝の1~2時間前に、軽い運動や入浴で、体温を少し上げる
・ 日中に短い仮眠をとる


基本は、できることから睡眠環境を整え、
少しずつ生活習慣を変えていくということです。

興味のある方はあまり無理をせず、
ゆっくりと挑戦してみてください。

ただし、人によっては向き不向きがあるうえ、
7~8時間程度の睡眠をとったほうが、
学習効率が上がるという研究成果も出ています。

あまり鵜呑みにはせずに、
睡眠時間を短くするというよりは、

『健康的な睡眠をとれるようにする!』

という目的で、上記5つのポイントを
実践していくとよいでしょう。

それでは。