んにちは。
未来研究所の大塚です。

今回のテーマは
「選択肢の紛らわしい問題を解く鍵」
についてです。

選択肢の紛らわしい問題・・
センター試験でよく見かけますよね。

どの選択肢も正解のように見えて、
どれが正しくて、どれが間違っているのか、
考えれば考えるほど、
判断がつかなくなってきます。

しかし、確実に、
正解と不正解を分ける部分が存在します。

選択肢の紛らわしい問題は、
”もっともらしく書いてある”
というのがポイントなのです。

必ず文章のどこかに、
矛盾した記述や日本語の間違いなど
正解にたどり着く”鍵”があります。

正答率5割だったセンター地理の過去問の一部
を抜粋して例に挙げてみましょう。
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・現代の先進国では、大都市圏が形成され、都心に隣接して衛星都市が建設された。
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正答にたどり着くには、
この文章の説明が誤りだと気づかなければなりません。

大都市の周りに衛星都市ができたことは事実ですが、
文章をよく見ていくと、

・・・都心に隣接して衛星都市が・・

とあります。

衛星なのに隣接してしまっている?
という矛盾した文になっていますね。

つまり、これは誤った文章なのです。

もはや地理ではなく現代文の問題ですね。

このように、
正誤の判断がつきにくい問題であっても、
冷静に吟味していけば知識なしで解けるものもあります。

紛らわしい選択の問題は必ずどこかに、
”矛盾した記述”や”日本語の誤り”
が含まれています。

やはり、現代文の力というのは、
地味~に繋がってくるんですね~

それでは今日はこのへんで。