んにちは。インターネット予備校ロジック 大塚です。

今回は【自信とは何かについてお伝えしていこうと思います。

受験が近づくこの時期になると、「私、自信が持てないんです」「自信がなくて不安で不安で仕方ないんです」と訴える方が増えてきます。

皆さんのお友達やクラスメートでも、そういった悩みを抱えている方はいませんか?

ところで、この「自信」というのは一体どこからやってくるのでしょうか?

よく、模試の
点数が上がったら自信がついて、点数が下がったら自信をなくすという生徒さんを見かけますが、それは結果によって一喜一憂しているだけではないでしょうか。

前回の記事でも書きましたが、自信というのは、例え結果が付いてこなかったとしても、「このまま、この調子で頑張れば志望校にいける!」と確かな手応えを掴んでいることです。

つまり、自信とは「俺はこのまま第一志望を目指していいよな!」と、自分に対して”Go!サイン”を出せることだと思います。

例え点数に大きな変化がなくても、今までより英文がスラスラ読めるようになってきた。

以前よりも根拠をもって答えられる問題が増えた。

今まで全く絞れなかった選択肢が最後の2つまで絞れるようになってきた。

総合得点は下がってたけど、もともと山勘頼りだった読解の点数が下がっただけで、勉強した暗記部分は点数が上がった。

「得点」という目に見える形ではなくても、目に見えない自分だけの手応えを感じることができれば、「次はもうちょっとここを工夫してやってみようかな」と思えるはずです。

別の言い方をすると、自分なりに課題を持っているので、それについての手応えを常に感じることができるのです。

ですから、

「○○の英単語集を全て即答できる状態まで仕上げた」

「△△問題集の英語長文なら構文や文法を説明できる」

と、いったものでもいいでしょう。

ただ単に「参考書○○冊やった!」というのは、手応えを感じられなければ自信にはつながりにくいでしょう。

「自信」というのは相対的な目に見える結果で決まるものではなく、自分で設定した課題にクリアすることを地道に積み重ねることで生まれてくるのです。

よって、志望校と現状学力との開きがあったとしても、「この調子でいけば志望校を目指せる!」という決断を自分に下せるのです。

逆転合格するタイプに限らず、受験で成功する生徒さんは、このように自分の手応えを自信に繋げているタイプが多いのではないでしょうか。


それでは。