今回は【過去問を解き始めるタイミング】についてお話します!

前回は【過去問を解く目的】について紹介しましたね。

今回はその”タイミング”について紹介します。


独学で再受験を目指している、仮面浪人生や社会人、フリーター、高校を中退された方にも役立つ内容だと思います。


どのタイミングで過去問を解き始めればいいんだろう??



これは、ほとんどの受験生が抱える悩みではないでしょうか。


学校の先生や塾の講師から「過去問は遅くても夏休みには始めるべきだ!」、「できるだけはやく始めるべきだ」と焦らされている受験生もいるかもしれませんね。


しかし!ですよ。

過去問に取り組む時期というのは、個人のレベルによって異なると思いませんか。

誰もが同じレベルであるわけがありませんよね。

では、過去問を解くべきタイミングはどこで測ることができるのか。

それは、自分が志望校に合格するだけの基礎学力を持っているか否かです。

基礎が固まった状態で過去問に取り組むことが理想なのです。


もし基礎が身についていない状態で過去問に取り組んでも、それはほとんど無意味です。

それはなぜか。

過去問は解説が不十分なので、省かれた解説を自力で埋めなくてはならないからです。

また、レベルの高い大学になりますと、2次試験や個別試験の難易度が高いので、基礎学力が身についてなければ当然何も得られません(x_x;)

要するに、基礎学力のない状態で過去問を解いても、時間の無駄になってしまう可能性が高くなるということです。

ただし例外が一つだけあります。

志望校との差を知る目的で、はやい段階で過去問を解くパターンです。

この目的以外で、基礎学力が身に付いていない状態なら、過去問に力を注ぐべきではないでしょう。

過去問よりも基礎固めに集中したほうが志望校合格に近づくはずです!



文責:田中


~~~編集後記~~~
最近、ジメジメしていてモチベーションが上がらないという人におススメの漫画【宇宙兄弟】があります。

この漫画、平たくいうと30過ぎのオッサン達が大活躍する漫画です。
しかも、主人公が超地味です。

いつも弟に先を越されるし、イケメンじゃないし、髪の毛モジャモジャだし、女にモテないし、転職活動してもお祈り(見送り)メールばかりもらうし、行動は時折イタいし。。と、そんな主人公が兄弟で宇宙飛行士になるというお話です。

そんな漫画ですが毎話心打たれて泣けます。

是非読んでみてください。
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