今日は背景知識の具体例を一つ紹介していきます。

具体例を一つ挙げておくだけでもイメージが掴みやすいですよね^^

これから、あるいは今まさに独学で再受験を目指している、社会人やフリーター、仮面浪人の方は特に必見ですよ!

ではさっそくいきましょう!^^

例えばですが、

現代文でよく扱われるテーマの一つに、「個人」と「社会(集団)」の関わり方(コミュニティ論や社会学の話)があります。

では、その前提知識(予め知っておく必要のある概念)は一体どのようなものがあるのでしょうか?

ここで重要になってくる、最も基本的な概念としては、欧米と日本における個人と集団の関わりです。

上図で示したように、欧米では各々の個人が独立し、個人の結びつきが合理的な(理にかなった)関係を築こうとします。

対して日本では、個人が独立するというよりも集団をつくる傾向があります(もちろん例外はありますけど・・)。

個の意見を述べるというよりは、形成された集団は、外に向かっていくというより内側に固執するように見えます。

場合によっては、とても閉鎖的に感じることもあるでしょう。

ですから、集団内の評価を気にするわりに、自分の知らない他者の行動については「私にはあまり関係ないや」と、あまり関心を持ちません。

皆さんの周りでも少なからず、仲間はずれや、派閥、グループがありますよね?※かつての日本ではこのような傾向が強かっただけで、欧米にこの傾向がないわけではありあません。

以上、簡単に一例を紹介しましたが、皆さんが難しく感じる文章は、このような概念をある程度把握していることが前提で論理が展開されています。

分からないことを前提に話を進められても困っちゃいますよね;^^

ここは進学塾や予備校の講義で掴んでいくものですが、市販の参考書でも十分対応できます。

この背景知識は、社会人やフリーター、仮面浪人生、あるいは高校中退から再受験を目指している方は見落としがちなので注意していきましょう!

文責:田中


~~~編集後記~~~
友人に紹介された宇宙兄弟という漫画を読んでみました。

純粋に感動しました。

おススメなので皆さんも読んでみてください。
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