参考書で学んだ解答プロセス、いわゆる”型”
自力で再現できるようにならなければなりません。

でもこれだけでは足りないのです。

そこで必要になってくるのが最後の詰めです。
 
最後の”詰め”というのは、
参考書で学んだ断片的な解法プロセスを自分なりに統合するということです。

簡単に一言でまとめると応用力ですね。

あなたが現役生ではなく、社会人や仮面浪人生、フリーターからの再受験を狙っていたとして、仮に予備校に通っていなかったとしても、市販の参考書でここまで身につけることはできます。

さて、この応用力ですが、具体的にいうと、

初見の問題を解くときに「このタイプの問題は解答プロセスAと解答プロセスBを応用して解けそうだな」と、とっさに考えられるようになる力です。

これまで現代文を学習してきた受験生であれば、

今までの参考書で学んだ解答プロセスや解法パターンが蓄積されていると思います。

しかし、全ての問題がそれだけで素直に解けるわけではありません。

まずは、問題を解く際に、今まで蓄積した解法知識やプロセスを当てはめられるようにしてください。

そして、個別試験の過去問やハイレベル問題集などの高度な問題を解くようになると、解法暗記だけでは太刀打ちできなくなる時期が訪れます。

この壁にぶち当たるようになったら、今まで蓄えた(身につけた)知識を応用させることが必要になってきます。

先にもいいましたが、応用力とは自分の持っている経験・読解力・思考力を統合する力や知識を派生させる力です。

それを繰り返すことで、正確な解答を導きだすためのヒントを見つける嗅覚が身につきます。

これからの記事は、現役生の役に立つことはもちろんですが、
再受験を目指す社会人や仮面浪人生、フリーターの方に参考になるような情報を発信していこうと思います。


文責:田中

~~~編集後記~~~
関東は例年よりも10日早い梅雨入りです。

しかも、今年は雨量が多くなるとのことです。
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