今回は評論分の対比関係を掴むための
重要なポイントを紹介していきますね!
ここで紹介する対比関係をいち早く掴めるかが、
あなたの合格に大きく関わってくるといっても過言ではありません。
特に国公立大学の2次試験や私大の個別試験などは
この技術があるかどうかが合否に大きく左右します。
では、文章の”対比”をどう意識するのか?
こればっかりは
今まで学んだ知識を総動員するしかありません^^;
何度もいいますが、
文章の基本(文法や語彙知識、接続詞等)が身についてなければ、
文中の”対比関係”を読み取ることは困難だからです(>_<)
※現代文読解の基礎がまだ十分身についていない受験生は本ブログの『現代文の学習法』にある各記事を読んで学習してください。
さて、ここからが本題です!
文章中の”対比関係”を見抜くポイントですが、
まずは筆者の”肯定部分”と”否定部分”を探しましょう。
『西洋文化』⇔『東洋文化』等の分かりやすい対比もあれば、
『世間一般論』⇔『自論』など少し分かりにくい対比もあります。
このような分かりにくい対比構造のほとんどは、
同じ事象に対して、
Aの視点とBの視点2つの角度で捉えながら
論を展開していくパターンです。
見方は微妙に異なるのですが、
語られている対象が同じなので、
慣れてないと対比関係を掴みにくいのです。
筆者の
・(どちらかというと)肯定よりの部分
・(どちらかというと)否定よりの部分
・肯定でも否定でもない部分
この3つを分けながら読み進める必要があります!
対比関係を見抜くヒントは、
基本的には過去の記事でも紹介してきた
”文末表現”や”ディスコースマーカー”にあります。
対比関係を掴む練習としましては、
今まで読解してきた(読み慣れている)文章を使います。
※これは読解力を高める記事でも書きましたね!
①筆者の肯定よりの部分
②筆者の否定よりの部分
③肯定でも否定でもない部分
上記3つのポイントで分ける作業を行うとよいでしょう。
余力のある方は、
抽象的な表現でまとめている部分と
具体的な事実や事例を並べている部分を
分けられるようにするとよいです。
これが初見の問題できるようになってくると、
評論文を読む感覚が変わってくるはずですよ!^^
小手先の解法テクニックを覚えるよりも、
こちらを身につけたほうが正答率はグンと上がります!
文責:田中
~~~編集後記~~~
実家に久しぶりに帰ったらローカルTVで「水曜どう◯しょう」がやっていました(笑)
何時見ても、何度見ても笑えます。元気が貰えます。
彼らみたいな生き方をしたいですね。
と、コアなネタですみませんでした^^;
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