「文末が隠されていちゃ意味が分かるわけないじゃん!」
そんな声も聞こえてきそうですが、
しばしのあいだお付き合いください;^^
意外なことに!
現代文が苦手な受験生に見受けられる特徴の一つとして、
「文章の意味が文末の表現によって変わる」
このことを分かっていない受験生が多いんです。
文末の表現で文章の意味が左右される
これは誰もが知っている”はず”の「日本語のルール」
とても大切なポイントなのです。
文章の意味そのものが、
”文末にあるたった数文字の表現”
によって覆されてしまうのです。
あなたは文末の表現を見たとき、
「イマイチ意味が分からない」、「意味が取りにくい」
そう感じたことのありませんか?
または、
どこに筆者の主張が述べられているか、
重要な部分なのか
それらがよく分からないまま読み進めていることはありませんでしたか?
現代文が安定して得点できる受験生であれば分かると思いますが、
筆者の主張部分は文末表現だけでもある程度推測可能です。
そして文末表現の中でも、最もややこしく感じてしまうのが、
否定表現(打消し)を2回以上用いる2重否定や3重否定です。
次の例文を見てみましょう。
「必ずしも素直さが大切であると、言い切れないかといえば、決してそのようなことはない」
あなたはこの文章の意味を素早く、正確に読み取ることはできますか?
もしこのような文章を見たとき、
どのような意味になるか迷ってしまう場合は、
例文にあるような、2重否定や3重否定についての知識が
十分に理解できていない可能性が高いです。
この紛らわしい表現を間違って解釈してしまうことで、
結果として現代文の得点に繋がらなくなっているのかもしれません。
ではなぜ、
2重否定や3重否定のような回りくどい表現が使われるのか?
明日は具体例をいくつか紹介するとともに、
2重否定や3重否定がどういった役目を果たすのか?
筆者のメッセージが述べられた文章にはどういった特徴があるのか?
それらを簡単に説明していきます!^^
文責:田中
~~~編集後記~~~
最近機種を変えたばかりのエクスペディアですが、なぜか勝手に電源が落ちてしまうというなぞの現象が多発していますorz
どうやら電話しているときも勝手に電源が切れるようで。。
ということで、今日は業務の合間にドコモショップへ行ってきます。
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