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2007年センター試験英語
第2問 文法・語法・熟語・対話文問題 A 文法・語法・熟語問題


If you have an unreasonable dislike of someone, you are ( ) that person. 

① concerned with ② indifferent to ③ mistaken for ④ prejudiced against 

正解は↓↓ 




正解は④です。 

今回は難易度の高い熟語知識を問われる問題です。

不合理な理由で反感、嫌悪感を持つわけですから、④のprejudiced againstが正解になります。 

(1) be concerned withは「~に関係する」、be concerned aboutは「~を心配する、気にかける」。

このconcernという単語は、辞書には「関係する」と書いてあるはずですが、「関係させる」というのが原義です。

受動態で使って「関係させられる」つまり「関係する」わけです。


(2) be indifferent toは「~に無関心な」

(3) be mistaken forは「~と間違われる」

(4) be prejudiced againstは「~を毛嫌いする」。

prejudiceは名詞なら「偏見」、動詞なら「偏見を持たせる」で、prejudice A against Bで「Bに対してAに偏見を抱かせる」。

受動態になればA is prejudiced against Bで「AはBに対して偏見を抱かさせられる」。

つまり「AはBに対して偏見を抱く、AはBを毛嫌いする」となります。


というわけで、「わけもなく誰かが嫌い」なら、それはその人を「毛嫌い」していることになります。


問題文の和訳(直訳調)
If you have an unreasonable dislike of someone, you are prejudiced against that person.
もしあなたが誰かに関して不合理な嫌悪感を持っているならば、あなたはその人に対して偏見を持っている。 


単語の意味
concern:~に関することである、影響する、関係する
be concerned with:~に関係している、関心がある
indifferent:無関心な
be indifferent to:~に無関心な
mistake:~を間違える、誤解する
be mistaken for:~と間違えられる
prejudice:~に偏見を持たせる、損害を与える
be prejudiced against:~に偏見を持つ
unreasonable:不合理な、不当な
dislike:(名)嫌悪、反感、(動)~が嫌いである、~を嫌がる
someone:誰か、ある人