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「はや」のレシピと写真集

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 たいていのデジカメでは、シャッターを半押しすることで、撮影することなしにピントだけを合わせることができる。
 これを "フォーカス・ロック" と言う。

 なぜこのテクニックを覚えなければならないかというと、例えば人物やペットの全身または半身をアップで写すとき、体の真ん中ではなく、被写体の目にピントを合わせなければならないからである↓(例)

高橋あやか

 だからこのフォーカスロックの機能を使い、まず目をカメラの中心に持ってきてシャッターを半押ししてピントを合わせ、
それからピントを合わせた目をカメラの中心からずらして全身または半身が入るように構図を取り直す。
 このときシャッターは半押しした状態を保たなければならないので、フォーカスロックをしては構図を取る、という練習を前もってしておくとよい。

 フォーカスロックを使いこなせるようになると、
たとえ目が構図の中心から離れていたとしても、ちゃんと目にピントが合った写真が撮れるようになるのである。


 TVS には AFL(オートフォーカスロック)ボタンがついているが、
実際に写真を撮るときには AFL ボタンとシャッターボタンを押し換えている余裕はないので、
シャッターを半押しするフォーカスロックを覚えておいた方がいいだろう。
 デジカメの初期設定が終わったら、
撮影時には Av(絞り優先)モードを使用する。

 具体的にはダイヤルを "Av" にセットして撮影を行う↓

Av

 撮影時にも、以下のような設定をしておくことが必要だ。

 "D MENU" では:

 ・解像度を "2560(最大)" にしておく。

 解像度を大きくすると撮影できる枚数が減るが、2GB の SD カードを使えば 2560 でもおよそ 810 枚撮影できるので、心配は無用だ。

 ・圧縮モードは "FINE(最高画質)" にしておく。

 これも設定を上げると撮影枚数は減るが、心配する必要はない。

 ・彩度は "+" にしておく。

 TVS では彩度を標準(0)から + に上げることができる。
 + にしておくと発色がよくなるので、ぜひとも + にしておきたい。


 "C MENU" では:

 ・"AF" は "[ ](狭い)" にしておく。

 撮影時の注意のときに改めて説明するが、AF(オートフォーカス)の範囲はなるべく狭くしておいた方が正確にピントを合わせることができる。

 ・測光方式は "マルチポイント" にしておく。

 できれば "中央重点測光" にしておきたいが、カメラ初心者で、集合写真などを失敗なく撮りたいというときには、"マルチポイント" にしておいた方がいいだろう。

 ・"ABC" は "0.3Ev" にしておく。

 露出の正しい写真を確実に撮影するため、"ABC 撮影" と言って、適正(0)とオーバー(+)、アンダー(-)を連続して撮影することのできる機能がある。
 この幅は 0.3Ev にセットしておこう。

 ・"DRIVE" は "C" にしておく。

 "DRIVE" は "C" にしておけば、撮影時にシャッターを押し続けることで、先に説明した "ABC 撮影" を行うことができる。

 TVS では、シャッター押下時に「カッシャ、カッシャ、カッ」と 3 度動作音がしたらシャッターを離す。

 そうすると適正、オーバー、アンダーで撮影された 3 枚の写真がメモリーカードに転送されるが、転送している間はシャッターが切れないので、連続してシャッターを切りたいときには "ABC" は "0" にしておこう。


 そして Av(絞り優先)モードで必要なのが、絞りをできるだけ開放しておくことだ。

 TVS の場合はワイド端で F2.8 が最大(数値としては最少)なので、確実に F2.8 にしておく。

 またズームは極力使わず、拡大したいときには被写体にできるだけ近寄ることで対応する。

 コンパクトデジカメはレンズが暗い(=F値が大きい)ので、ズーム寄りになるとシャッター速度が低下し、手ブレしてしまってせっかくの写真が台無しになってしまう。

 そんなことが起きないよう、絞りを最大に開放し、ズームを使わず足で被写体に近寄ることが、美しい写真を撮る 2 大原則だ。


 次回は、いよいよ実際の撮影時のテクニックと注意点について説明しよう。
 ここでは TVS Digital の場合で説明するが、
各機種毎の操作はそれぞれの説明書を参照されたい。

 まず、ダイヤルを "SETUP" に合わせ、"POWER" ボタンを押して電源を入れる↓

SETUP

 "SETUP D." では:

 ・液晶の明るさを "+2" にする。

 特に太陽光の下では、液晶が大変見づらくなる。このため、バッテリーの持ちは悪くなるが、液晶は一番明るい設定にしておく。

 ・日付を設定する。

 日付は写し込まないとしても、日付を設定しておくと、画像ファイルの作成日として記録されるので、日付はきちんと設定しておこう。

 ・"電子ズーム" は "OFF" にする。

 デジカメには搭載されたレンズの倍率よりも高い倍率で撮影することのできる "電子ズーム" という機能があるが、この機能を利用すると解像度を下げてしまうので、"OFF" にしておく。

 ・"シャッター音量" を "OFF" にする。

 TVS ではデフォルトでシャッター音が鳴るようになっているため、シャッター音は "OFF" にしておく。

 ・"REC レビュー" を "OFF" にする。

 撮影後すぐに自動的にいま撮った画像をプレビューする機能がついているが、これを "ON" にしておくと次の写真を撮るまでに間が空いてしまうので、こうした機能は "OFF" にしておく。


 "SETUP C." では:

 ・"↓(フラッシュ)デフォルト" は "×(発光禁止)" にしておく。

 コンパクトデジカメのフラッシュの光量は非常に弱く、その光が届く距離はせいぜい 1m そこそこだ。それ以上の距離でフラッシュをたいてもほとんど効果はなく、たくたびにフラッシュが充電されるのを待たなければならないため、普段から発光禁止にしておこう。


 続いて「その 2」では、撮影時の設定について説明する。