
経営者の皆さん、後継者の皆さん、お勤め人の皆さん。
それぞれの立場の方々がいらっしゃるが、皆さんは仕事をするモチベーションをどこに置いているだろうか?
お勤めの方ならば、頑張って仕事をし、成果を上げ、上司や会社に認められることでより上のポストに昇進する、ということもそうだろう。
会社内で出世することで、立場や権限も与えられるし、それに見合った報酬も頂ける。 より豊かな暮らしができるのだ。
経営者や後継者の方々はどうだろうか?
会社経営を高度化させ、より多くのお客様に受け入れられる商品やサービスを世に送り出し、会社の利益を上げられれば、相応の役員報酬を手にできる。
さらに、自社の従業員たちにもより良い暮らしをさせてあげたい、とか自社の知名度やブランドを高め、より社会から必要とされる会社に成長させたい、という目標を持っている経営者の方もいるだろう。
自分は、10年前に起業するときはやっぱり、「自分が頑張った分だけより多くの報酬を得て、より豊かな暮らしをしたい。」という物欲もあった。
正直に言うと、良い服や時計、カバンも欲しいし、良い車にも乗りたい、人からも良く見られたい。 そんな下心があった。
信金勤務時代には、自分の営業目標をクリアするために、自分で定期積金などを目いっぱい組んでいたので、お小遣いなんて月1万5千円のときもあった。
会社の同僚や友人と飲み会に行っても、頭のなかで自分の持ち金の残高を計算する自分が居て、自己嫌悪感さえあった。
コンサルの方とご一緒させてもらって海外旅行に行ったはよいものの、その小遣い分を埋め合わせするのに半年後のボーナスまで待たねばならなかった。
結婚した28歳のときに家を建て、住宅ローンも組んでいたのでそれを早く返済したいという思いもあった。
こうしたお金に関する悩みや煩わしさから解放されたいとどこかで思っていた。
日本の給与所得者の平均年収は430万円ほどである。
女性のパートさんたちの影響を排除した、男性給与所得者の平均年収では530万円ほどだろう。自分もそのくらいの年収だった。
この金額を多いと見るか、少ないと見るか。
住んでいる地域や生活スタイルにもよるからなんとも言えないが、子供達が居て、住宅ローンを抱えていたら、質素慎ましい暮らしが迫られるだろう。
だから、リスクを負って自分で一大決心をし、これから起業しようとする人は「豊かな暮らしをしたい」という物欲でも「はじめのうちは」良いのではないかと思う。
そういう俗な欲求があるからこそ、年中無休で朝から夜まででも仕事に専念できるのかもしれない。
そして、自分も何かの本で読んだ言葉が気になっていた。
その言葉とは・・・
「ある一定以上の年収になると、欲しいと思うほとんどのモノは手に入れることが可能となる。
そして実際に手に入れてみる。
すると、結局は物欲なんてキリがないことが身に染みてわかるタイミングがある。
その先には、自分の物欲だけではない、何か別のことのために生き甲斐を見出す時が来るのだ。」
なるほど・・・ そういう世界があるものなのかと思った。
「一定以上の年収」がどれほどかについてであるが、ある知人は年収4,000万円と言っていた。
所得から税金を半分差し引かれたとしても、1年間に2,000万円のお金が残る。
欲しいと思ったモノやコト、それなりの贅沢もできるだろう。
そして、もはや「老後の2,000万円不足問題」なんて関係のない世界だ。
よほどの借金さえ無ければ、お金の苦労からは解放されるレベルであるだろう。
そんな世界を自分も見てみたいと思っていた。
それで仕事に邁進でき、自分の仕事を通じてより多くの会社や人の手助けができれば、それも幸せの一つなのだろう。
ただ、人生はやっぱりお金だけではない。
お金も、人生の選択肢を広げ、幸せになるための一つの条件ではあるが、他にも人生の目的や使命、遣り甲斐、モチベーションといったものが有る。
次回以降に、そんなお金以外のモチベーションについて考えてみたいと思う。
ちなみに佐原は・・・
やっぱり生活は質素慎ましいのが良いですね。元々が貧乏性でして。(笑)
夏でもあまりエアコンが好きではないし、食べ物もシンプルな和食が好きですよ。それも家内の手料理でね。
仕事に没頭しているので、私服なんて買っても着ていく場がない。
少しは自分が欲しかった良いモノも買いましたよ。でもね・・・
でも最近では、一目惚れして新しく買った靴なんて出番は年3回とかだし、カバンなんていくつあっても持ち出せるのは一つだけ。
欲しいモノを買ってみたものの、出番が来ないモノがいくつか増え、家のなかが狭くなるだけ。(苦笑)
モノが欲しくていくら買ってみても、使える時間の方が限られていますよ(苦笑)
これからは断捨離&ミニマリストを目指します。
佐原が代表を務める → ㈱経営支援パートナー
磨いて継ぐ! 経営リファイン承継Ⓡ
㈱経営支援パートナーの佐原が行う「後継者教育」
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