馬鹿みたいに真っ白
君なんか嫌いだ。
怒りに任せて抱き折ってしまいたいくらいに嫌いだ。

もうどうしようって君が云った。
そんなの知らないって噛み付いた。
このまま食べてしまいたいくらいだ。
嫌いだ。

名前を呼んでみろよ。
振り向いてなんかやらないさ。
その代わりに泣いてやるよ。
そしたら忘れないだろ
馬鹿みたいに真っ黒な僕を。

大嫌い
唱えよう
何時か本当になったら
そうなったら、

馬鹿みたいに真っ白。
瞼を閉じたら殺してしまうかもしれないのに。
もう大丈夫?って君が云った。
答えられずに涙を拭った。
このまま奪ってしまいたいくらいだ。

嫌いだ。




それを喩えるなら暁だとして。
かめかめ派かましたりたいわ-090818_1724~01.JPG

叫ぶんだ。

オレンヂブロッサムの空は君のとこ迄繋がってんのかな。
彼女は何時も可哀相だ。
降水量は増える一方だ。
はっきりしないならもう消えな、彼女の世界に入らぬように。
土に潜って出てくるな。

横切った黒猫が君に似ていてとても笑えた。
だけど伸ばした手に爪を立てられ、彼女は云ったよ。

やっぱり似てないね。

彼女は何時も可哀相だ

なぁ、君の眼の前に広がるオレンヂブロッサムは美しいか
ちゃんと映っているか
その胸を打っているか

何だっていい
さよならだっていい
彼女は何時も可哀相だ

叫べ。




触れる染み込む遠ざかる。
 

それは、太陽すら空を飾らない寂しい日。

私の冷えた体温が、貴方に触れた気がしたのです。
世界が小さく震えて、何も無かったかのように消えた。
綺麗だと静かに呟いた声は、貴方の鼓膜を揺らしても、心までは揺れないのでしょう。

私の指先だけが冷えてゆく。
いいえきっと、
貴方の心もとても冷たく。
埋まる事の無い隙間を、真実のような嘘で繋げて。
だから私は、真実だけを吐きましょう。
埋まる事の無い隙間を、作り物で繋げて、

貴方を、

それは、月すら輝かない穏やかな日。
私の冷えた体温が、やっと貴方に触れたのです。
温めてくれると思っていたその温度は、
確かに私より、冷えていた。
綺麗だと思った。

さて、私の並べた陳腐な言葉は、
どれだけ貴方を揺らしたのでしょう。

さよなら
零して、
貴方が笑った、美しい日。





Stupid I who wished when nothing was necessary for anything but your light.
貴方の光以外に何も要らないと望んだ愚かな私