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例えば、僕に出来る事があるならば、命だって 捧げよう。
とても愚かだと貴方が嗤っても 捧げよう。
骨になって、灰になって、
貴方の処へ 流れ着くのなら。







バイ マイ エアー。







「もう 顔も見たくないんだ」



残酷な筈のその言葉は、貴方の声に乗るとヒドク穏やかに聴こえる。
不思議な感覚で、僕は何故か嬉しくなる。
どんな言葉でも貴方が僕に向けたものなら、とても良い。
貴方は美しい顔を伏せて、ほんの刹那、哀しい眼をした。
嗚呼 可笑しいな 哀しむのは僕の方なのに。
心の隅っこ、そう思ったけれど直ぐにやめた。
僕には解らない貴方が居るのでしょう?
それは僕にはきっと ずっと解らない。



握りたかった手を諦めた。
貴方に振り払われてしまうのが怖いのだ。
触れられなくても構わないから、
だからまだ、この話を終わらせないで。
結末が見えていても、僕はこの時間すら惜しいんだ。
貴方と僕の最後を、しっかりと脳に刻み付けていたいんだ。




「なんか・・・云えよ」




ねぇ、何を云ったって、変わらない未来もあると思わないか。
変わらない心もあると思わないか。
辛いけれど、貴方と僕はそれなのだ。

そしてそれを決めたのは貴方だ。
もう僕には、呼吸をする力だって残っていない。
ならば貴方に消されたいんだ。
ほら、その虫の息で、僕の火を消してよ。
貴方が見たくないと云ったこの顔も
ドロドロに溶けて無くなるかもよ。


ウソツキ。


さよならの本当の意味も知らないくせに。







bye,my air.







太陽だったんだ。

小さな僕には間違いなく。

命だって捧げるよ。

貴方の処へ 流れ着くのなら。





end.


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何も知らずに生きる君に
殺意を覚えた。
ズルイ。
君だけ幸せなんて。
僕をおいてゆかないで。



太陽の裏、月に君



最近、嫌な事ばかりで気が滅入っています。
仕事も人間関係も、
わたしには難しいようで。

貴方の事を考えます。
顔を思い浮かべると、
心が少し落ち着きます。
でも考えすぎると涙が出るので、
なるべく別の事で気を紛らせます。

貴方はどうしていますか。
昨日も今日も明日も、
ギターを弾いて、
唄っていますか。

こないだ、
消えてしまいたくて
誰にも云わず遠くに行きました。
携帯のアドレスも変えて、
電源も切りました。
数日後、
貴方がとても恐い声で、
でもヒドク心配した声で云うのです。

「何度も電話した」

ああ、
貴方は何も知らない。
わたしがどんな気持ちでいたかを知らないから。
おいてゆかないで。
そうやって心ごと美しい貴方は、
わたしが逃げた場所よりもっと遠く、遠くへ。


今朝、目が覚めて
やっぱり消えたくなったのだけど、
貴方のあんな声はもう聞きたくないので、やめました。

いま、
ギターを抱えていますか。
眠くなったりしていませんか。
わたしの事だけ、
考えてくれていますか。

もし、またわたしが消えたくなったら、
その光でわたしを隠して下さい。
汚さも愚かさも、
何も云わずに、隠して。

いま また 涙が出そうになったので、
泣かせて下さい。
いまだけは。
貴方の事を、思いながら。




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幸せな音が聞こえたよ。
遠くの方で鳴ってるよ。
嬉しさが涙に変わる瞬間に、
世界が キラリ 光ったよ。


君は、僕の放つ音や光をキレイだと云う。
それを感じて、泣いて、
ありがとう と、君は云う。

僕の放つ音や光より、
君の放つ音や光の方が、
ずっとずっと、キレイなんだ。
ありがとうを云うのは、
僕の方だ。

そのひとつひとつで、
僕の世界は輝いて、

僕はそれを音にする。




「今日、世界が光ったよ」

「世界が?」

「そう。みんなの光と、俺の涙で」





何処に居ても、それは届くよ。
幸せな音、君の光。





The world by the one.
そのひとつひとつによる世界。