40代になって、久しぶりに自分の体型をちゃんと見る。
すると、
「こんな体型だったっけ?」
と思うことがあります。
婚活を始める。
マッチングアプリに載せる写真を撮る。
女性と会うために服を選ぶ。
そんなときに、急に気づく。
「腹まわり、こんな感じだったか?」
「背中、こんなに丸かったか?」
「前より全体的に重く見えるな」
そして、こう思います。
「40代になって、急に体型が変わった」
でも、本当に「急に」でしょうか。
今日、一番お伝えしたいことはこれです。
急に変わったのではなく、急に気づいただけかもしれない。
40代男性の体型を考えるとき、この違いはかなり重要です。
体型は少しずつ変わっても、気づきは突然やってくる
たとえば、昨日と今日の自分を比べてください。
ほとんど違わないでしょう。
昨日より今日のほうが、
「明らかに体型が崩れた!」
と感じる人は多くありません。
では、1週間前なら?
これも、おそらく大差ありません。
1カ月前も、それほど分からない。
だから私たちは、
「今日も、いつもの自分」
と判断します。
ここがポイントです。
昨日との差が小さければ、その変化も含めて「自分」になります。
そして、その自分が翌日の基準になる。
また少し変わる。
でも、その差も小さい。
だから、また「いつもの自分」になる。
これを繰り返していくと、どうなるでしょうか。
変化していても、
変化している最中には気づきにくい。
ということが起こります。
変わっているのは、体型だけではない
もう一つ、大事なことがあります。
少しずつ変わるのは、体型だけではありません。
「これくらいが自分だ」という、自分を見る基準も少しずつ動きます。
ここが40代男性には意外と厄介です。
毎朝、鏡を見る。
毎日、同じ自分を見る。
すると、昨日との差はほとんどありません。
そのため、
「まあ、こんなものだろう」
となる。
その「こんなもの」が、少しずつ更新されます。
だから本人の感覚としては、
ずっと同じ自分が続いている。
ところが、ある日。
昔の写真を見る。
久しぶりにスーツを着る。
プロフィール写真を撮る。
女性と会うために全身鏡を見る。
すると、
過去の自分と現在の自分が、一気に並びます。
そこで初めて、
「え、こんなに変わった?」
となる。
つまり、
体型が変わった瞬間と、
自分が驚いた瞬間は、
同じとは限らないのです。
坂道では、登っている最中より振り返ったときに高さが分かる
イメージしてください。
長い坂道を歩いているとします。
一歩ごとの高さの違いは、ほとんど感じません。
少し歩く。
また少し歩く。
その途中では、
「ものすごく高い場所まで来た」
という感覚はない。
ところが振り返る。
すると、
「こんなに登っていたのか」
と分かる。
40代男性が体型について、
「急に変わった」
と感じるのも、これに似ています。
変化した瞬間ではなく、差が見えた瞬間に驚く。
だから、
「驚いた日=体型が変わった日」
とは考えないほうがいいのです。
「いつからこうなった?」を探しても見つからない
体型が変わったと感じると、人は境目を探します。
「いつから腹が出たんだろう」
「いつからこんな体型になった?」
「40歳を超えたあたりか?」
「去年からか?」
でも、徐々に進んだ変化なら、
「この日から変わりました」
という日がないこともあります。
昨日までは昔の体型。
今日から現在の体型。
そんなスイッチが入ったわけではありません。
変化は線で進んでいる。
ところが私たちは、
「何月何日から?」
という一点を探そうとする。
これでは答えが出にくい。
では、どう見るか。
簡単です。
日付ではなく、
3つの時点
で見ます。
「もっと前・少し前・今」で見る
40代男性が自分の体型の変化を見るなら、
細かい年月日を思い出す必要はありません。
次の3つで十分です。
もっと前。
少し前。
今。
たとえば、
もっと前
「体型は特に気にしていなかった」
少し前
「服を着たとき、少し違和感があった」
今
「はっきり以前と違うと感じる」
これだけです。
3つを並べると、
「ある日突然、体型が崩れた」
という話とは少し違って見えてきませんか。
途中に、
「なんとなく違う」
という期間があったことに気づくかもしれません。
もちろん、
ここで原因を決める必要はありません。
筋肉なのか。
脂肪なのか。
姿勢なのか。
生活なのか。
それは別の記事で一つずつ見ていく話です。
今回見ているのは、
なぜ変わったかではなく、いつどう気づいたか。
つまり、
変化の時間軸
だけです。
40代の恋愛では「急に」が焦りを生む
なぜ、この時間軸が恋愛にも関係するのでしょうか。
理由は簡単です。
「急に崩れた」と思うと、「急いで戻さなければ」と考えるからです。
婚活を始める。
女性と会うことになった。
デートの日程が決まった。
そこで鏡を見て、
「まずい。昔の体型に戻さなきゃ」
と焦る。
40代男性には、こういうことが起こります。
でも、ここで一度確認してください。
本当に、
デートが決まった直前に体型が変わったのでしょうか。
それとも、
デートが決まったから、今までより真剣に自分を見ただけでしょうか。
これは大きな違いです。
後者なら、
「突然発生した緊急事態」
のように受け止めなくていい。
変化は以前から少しずつ進んでいて、
恋愛を始めようとした今、
はっきり見えただけかもしれません。
「昔に戻らないと会えない」と考えなくていい
体型の変化に突然気づくと、
過去の自分が基準になります。
「昔はもっと細かった」
「昔はこの服が似合った」
「昔は腹なんて気にならなかった」
すると、
女性に会うまでに、
「昔の自分まで戻さなければならない」
という話になりやすい。
でも、これから会う女性が見るのは、
10年前のあなたではありません。
今のあなたです。
だから必要なのは、
昔の自分が消えた日を探すことではありません。
今の自分が、どこにいるのかを把握することです。
そして、その第一歩が、
「急に変わった」
と
「急に気づいた」
を分けることです。
今日やることは3行だけ
今日は、体型を変える必要はありません。
運動メニューを考える必要もありません。
食事を変える必要もありません。
やることは、
3行だけです。
スマホのメモを開いてください。
そして、
もっと前
その頃、自分の体型をどう感じていたか。
一言。
少し前
その頃、何となく変化を感じていたか。
一言。
今
現在、自分の体型をどう感じているか。
一言。
たとえば、
「もっと前は気にならなかった」
「少し前から服が少し違って見えた」
「今は明確に変わったと感じる」
これで十分です。
正確な日付はいりません。
何年前だったかも、無理に思い出さなくていい。
今日確認したいのは、
変化の開始日ではありません。
確認したいのは、
「急に気づいた」と「急に変わった」は同じなのか?
ということです。
40代になって鏡を見て、
「急に変わったな」
と思った。
その驚き自体は本物です。
でも、
驚きが突然だったからといって、変化まで突然だったとは限りません。
少しずつ変わる。
少しずつ慣れる。
そして、ある日まとめて気づく。
体型には、そういう見え方があります。
これから恋愛を始める40代男性なら、
昔の自分が「いつ消えたのか」を探すより、
今の自分がどこにいるのかを見る。
今日持ち帰ってほしいのは、この一行です。
体型の変化は連続していても、気づきは突然やってくる。
だから、
「急に変わった」
と思ったときほど、
まず疑うのは体型ではなく、
その「急に」です。
※この記事では、時間をかけて進んだように見える体型変化について扱っています。
短期間ではっきり分かる大きな体重・体型の変化があった場合や、痛み・しびれなどの症状を伴う場合は、単なる体型変化として自己判断せず、医療機関に相談してください。