今回の記事は火のエレメントのサインについて考察している。これらを比較することで、似たような火のサインでも違いを理解することができる。
火のエレメントは基本的に「直感」というものを表すことと、この記事を書いている本人も火のエレメントが少ないため、特に言語化が難しかった。
「直感」「情熱」など、火のサインは分かりづらいためか「区分」が無茶苦茶になったりとりあえず守護星のイメージで書いてあるサイトも多いように思う。
ということで、誰でも火のサインを理解できるように少し考察してみようと思う。
この記事を読んだ人も「区分」を前提に、ぜひ自分でも解釈して見て欲しい。
☆おさらい
恐らく、守護星のイメージからそのように解釈しているのだろうが「守護星のイメージ」に合わせすぎて、「区分」という本質を忘れているからではないか。
だから「論理的一貫性」が無く曖昧な解釈になる。

火のエレメントのキーワード
・直感、向上心、精神性、意志、衝動性、芸術性、想像力、行動力、自我
・ドライ・・・自立性・独立的・個人主義、独占・競争・一人勝ち
・エネルギー、上昇、熱、創造性
火の活動宮
《牡羊座♈》
直感的に動く。自然に湧いてくる行動。瞬時に判断できる。アクティブ。自由。
良くも悪くも思い通りにいくことを好み※1、やりたいことをやるのでとても活動的で積極性が高い。
どこでも素直に自己主張が出来る。新しい経験や挑戦を求める傾向があり、好奇心旺盛に見える。
精神的な行動力も表しているので、想像・創造力が強い。※2
無制限なありのままの自分、素の自分らしさ。
計画が苦手で、衝動的になりやすい。せっかちなところがある。
※1牡羊座は、短気だったり怒りっぽい、争いを好むような印象を持たれがちだが、
とにかく思い通りにいくことを望むからこそ(火の活動宮)結果的にそのようなふるまいになるのだろう。
怒りっぽい、イライラといえば感情的に見えるが火のサインは「感情(水)」のサインではないので、
そこの区別はハッキリつけておきたい。
※2想像力は魚座と言われがちだが本当にそうなのか?牡羊座の性質(や他の火のサイン)も関係ありそうだが・・・。
わりと変わった行動をとりやすいタイプなので、山羊座あたりからすると思い込みの激しいタイプに見えるかもしれない。
火の不動宮
《獅子座♌》
自己イメージの維持。個性。アーティスティック。収束性のあるイメージ。
自己表現のための目標を直感的に知覚する。
自己実現、目標達成を好む。将来の夢を追い求める。
良くも悪くも確信に満ちているので、ブレない自分らしさがある。(意志の固さ)
そのため、キャラクター性が強く目立ちやすい。シンボル的存在。特別になりたい。
思い込みが強く、過信しがち。ナルシストなところがある。
※太陽と相性がいいのは「自己実現」からブレにくいからだろうか。
獅子座が自信があるように見えるのも確信的な性質からか?
火の柔軟宮
《射手座♐》
直感を周囲に使う。勘が良い。
良くも悪くも色々なことに気づきやすい。そのため、抽象的な分野(哲学や宗教など)やスポーツなどを好む傾向がある。
個人的な「閃き」から射手座自身は色々理解しているため、独自の哲学を持っている。
周りの状況を勘で把握するため、危機的状況でも性質を発揮しやすい。
そのため、運よく難を逃れがちなところがある。※1
行き当たりばったりになりがち。考えが抽象的すぎるところがある。
※1射手座が木星と関係があるのはこのようなところもあるからではないか。
火のサインを比較すると、牡羊座は直感で色々やってみる、獅子座は確信的で意志が固く、射手座は直感を周囲に利用するため勘が良いようなところがある。
このように、火のエレメントのサインでもクオリティによってかなり違いがあるのでしっかり理解しておきたい。
サインを理解する上で「エレメント」と「クオリティ」は指標となる。だが「守護星のイメージ」に食われて一貫性を失ってしまっている解釈をよく見るのでここで一度基礎の見直しをしてみてはどうか。
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