水のエレメントのサインを考察する | 迷走する12サイン~スピ系占星術の虚構崇拝~

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今回の記事は水のエレメントのサインについて考察している。

これらを比較することで、似たような水のサインでも違いを理解することができる。
水のサインも世間一般の解釈を見ていておかしいものが多い。

区分から考えると矛盾するようなものを特徴としているのをまぁまぁ見かける。
本当に理解して話していれば区分とは矛盾しないはずなので、なんだか腑に落ちない。
ということで、誰でも12サインを理解できるように少し考察してみようと思う。
この記事を読んだ人も「区分」を前提に、自分で解釈して見て欲しい。

☆おさらい
恐らく、守護星のイメージからそのように解釈しているのだろうが「守護星のイメージ」に合わせすぎて、「区分」という本質を忘れているからではないか。
だから「論理的一貫性」が無く曖昧な解釈になる。




水のエレメントのキーワード

・感情、記憶、愛、思いやり、感受性、適応力

・共感、人間関係、恋愛、一体感、育成、依存

・流動性、複雑さ





水の活動宮
《蟹座♋》
感情が活発で、移ろいやすく変わりやすい。
良くも悪くも感情に流されやすいところがある。自分の感情を通じて、共感したり思いやることで人間関係を深める。
個人的な価値観とも関係があるが、牡牛座のように感覚的なものというよりは、倫理や道徳的な価値観を持つ(?)※1
人を助けたり、守ったりしがち。
好きなことやものの為に行動する。愛を与える。
感情を押し付けがちで、情緒不安定になりやすい。


※1蟹座は人を保護したりするようなことがよく言われているがこの様なものが関係していることもありそう。
正義感みたいな。


水の不動宮
《蠍座♏》
特定の人やものに強く影響を受ける。一体化したがる。
良くも悪くも執着しやすいところがあり、何かを深めたりすることに向いている。無我夢中。
感情が持続する。忠誠心が強め。裏切らない。
蟹座とは違い、何かに守られたりコントロールされることを好む(?)※1
人間関係は狭く深く。愛を受け取りたい。
反芻思考に陥りやすく、忘れるのが苦手。


※1蠍座はコントロール欲が強いと言われるがむしろ性質的にはコントロールされることを好むのではないか?
何にでもコントロールされたいわけではないだろうが。
サインの性質(区分)でいえば、他人をコントロールしたがるのは天秤座だろうし、この2つのサインは対照的に思える。


水の柔軟宮
《魚座♓》
その場に溶け込むタイプ。周囲に対する共感力がある。
良くも悪くも自他境界が無く、周りに非常に影響を受けやすい。
どんな人にも寄り添って癒すことができる。寛容。
人間関係も周囲や相手の価値観に同調する。我が強くなく、人の感情が良くわかるので
人に好かれやすく嫌われにくい。周りに委ねるタイプ。
判断・区別は苦手。共感しすぎる。


※とにかく自他境界無さげなのが一番の特徴だと思う。マイペースで芸術的、ロマンチストな甘えん坊で~みたいな解釈
が如何に的を射ないかが良くわかる。



こんなところだろうか。


大きな違いがありそうな特徴といえば、蟹座は「感情で判断する」ような性質で水のサインのなかでは一番自分軸がある印象。
蠍座はむしろコントロール(主導権)を特定の相手に受け渡しがちな印象がある。
魚座は「自他境界が無い」ところだろう。
蟹座は家庭的で母性が強いだの魚座は芸術的でマイペースだのは表面的に思える。
蟹座だから必ずしも身内や家族が好きになるわけではないし、

むしろ好き嫌いはハッキリしている方だと思う。(感情に正直なので敵味方分けたがるところはあると思う。)
自分の価値観(感情)に合う居場所・コミュニティーを探しているような所はあるか。
魚座は芸術的でマイペースになるほど我が強い性質ではない。

このような特徴は火のサインを連想させる。

まず「マイペース」は魚座では有り得ない特徴なので省くが、芸術家としては周りが望むものを作れるので人気になりやすいのかもしれない。
蠍座はそこまで能動的なサインではないのに、守護星のせいか能動的に書かれすぎている。性質を見ておかしいと思わないのかと思う。



ということで、今回は水のエレメントのサインを考察した。
エレメントやクオリティなどの「区分」を意識して解釈することで、曖昧な解釈になることを防ぎわかりやすくなる。
占う側に都合よくなりすぎることも避けられるので、なるべく「区分」に従って解釈すべきだ。




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