数楽と音学と音楽 -8ページ目

数楽と音学と音楽

音楽ブログのつもりが数学に侵食されてしまいました・・・。

とある音楽教室の広告が凄いと話題になってます。
それがこちら。








フルート吹きの立場から言わせてもらうと、
むしろ「ちくわで音楽やる方が凄くない?」と思うんです。
フルート吹きは全国、いや世界中に演奏者がいるので競争は激しいです。
しかし、ちくわなら・・・おそらく日本料理だから演奏者は日本にしかいないので
競争倍率は低いと思うのです。
そして、エンターテイメントしても成立すると思うのですよ。

とか、思っている時点で自分はマイノリティでしょうけど。


ちなみに右のフルートを持っている画像ですが、
笛吹きなら違和感を感じるはずです。
そうです、右手の持ち方がおかしいんですよね。
親指は胴管の下にないと駄目なんです。
ちくわの持ち方の方が正しいです。
モデルさんとカメラマンは、知らなかったようですね。

格好良い曲は、延々と流し続ける性質を持っています。
曲の耐久性がなくなるまで、いつまでも聴き続けます。
ポップス系は良くて数日で磨耗して、聴き飽きてしまいますが、
クラシックの耐久性は凄まじく高いです。
バッハから数えれば300年経った現代でも何億人の耳に聴かれていることを考えれば、
音楽の理論を完璧で、緻密で、計算されてつくられていることが容易に想像できます。
そしてバッハを始め作曲家の頭脳に畏怖を覚えます。

300年前の曲に苦労しているいるのですから、音楽、特にクラシックというのは時代を軽々と超えてしまう恐ろしい存在です。

それはそれとして

最近格好良いと思う曲を共有。
自分も諜報員になったような気がして、ちょっと頭脳が明晰になった気がします。
気がするだけですが。(当社比)








琴線に触れた曲は、数時間ひたすら繰り返し再生する傾向があります。
飽きるまでいつまでも楽曲に触れます。
頭の中で想像するだけで音源が再現出来るくらいに。
正常だとは思っていませんが、
ここ1週間、3曲収穫がありました。
今回はその1曲を共有。

珍しく最近の楽曲です。
普段は世間のブームが去った後にはまるのですけどね。




気に入った曲は、数時間ひたすらリピートする傾向にあります。
飽きるまでひたすら聴き込みます。
頭の中でイメージするだけで音が再生出来るくらいに。
まともだとは思っていませんが、
ここ1週間、3曲収穫がありました。
今回はその1曲を共有。

珍しく最近のリリースです。
普段は数年前とかの曲を発掘するのですけどね。







今日知った豆知識

・コアラと人間の指紋は限りなく近い

・タンチョウの頭の赤い部分は毛ではなく皮膚。赤いのは血液の色らしい。
 一説には脳が露出しているとかいないとか。


フルートとは全然関係ないですね、はい。

さて、レッスンの内容です。
ヤマハ グレード試験6級への道です。


本番形式でスケールと課題曲です。
スケールは、まあそれなりにクリアかと。

課題曲は3曲を1回ずつ一気に演奏。
そこでの指摘、課題曲3のミスが多いと。
対策として、ゆっくりでもいいからミスは最大1回までに抑えること。
これを死守すること。

うへえ。楽勝とは微塵も思っていませんが、実際きついです。
でもやるしかないのですけどね。


ここまで前半戦。


後半戦は自由曲。今回は2曲。
ポロネーズ「管弦楽組曲第2番」より

先生:
君が難しいというところの、中音のミとファ#、息が切れても良いから30秒ひたすらトリルのように指を動かす。はいスタート!

Horiver:
カコカコカコカコカコ・・・。
(だんだん右手人差し指と中指の同期が自覚できるくらい崩れていく・・・)

先生:
・・・はいストップ。
この練習はやりすぎると腱鞘炎になるから、1日1回だけ行うこと。
あとやったら、腱を伸ばすようにストレッチ。
腱鞘炎は1回発症すると一生付き合うことになるから気をつけること。
なれてくると、延々とやっても疲労も感じなくくらい出来るようになる。

Horiver:
腕周りの筋肉が支えてくれるのでしょうか?

先生:
理屈はよくわからん。が、練習した分だけ出来るようになる。
練習しろ。

Horiver:
・・・ふぁい。


ポロネーズ以上で終了。
今回も曲は通しでやれなかったよ。

2曲目はシチリアーノ(フォーレ)

先生:
舞踏曲なので、ターララッ!ターララッ!と切れの良いフレーズを意識すること。
君の場合は、「たーらら、たーらら」と腑抜けている舞踏曲だ。
もっと曲の形式を大事にすること。


てな感じであっという間の30分でした。


次回予告は、亡き王女のためのパヴァーヌ、カヴァレリア・ルスティカーナ。
個人的には鬼門の2柱です。
心して練習しておかなければ。

そんな1週間でした。