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数楽と音学と音楽

音楽ブログのつもりが数学に侵食されてしまいました・・・。

ラ・フォル・ジュルネと読みます。

5月の3,4,5日に東京国際フォーラム、日比谷野音、大手町・丸の内・有楽町で開かれるクラシック音楽最大のイベントが今年も開催されます。

 

今年のテーマは「ナチュール - 自然と音楽」とのこと。

曲はルネサンスから近代までと幅広く、各アーティスト約45分の演奏になります。

情報が多すぎるので、詳細は公式HPで確認してください。

ざっとみたところ、まだ観れるものがあります。

 

都内近郊に住んでいる人は、こういうイベントに触れる機会が多くてうらやましいです。

 

来年は行ってみようかなあ。

でも、人ごみは苦手なんだよなあ・・・。

 

 

 

 

前回までのあらすじ
カヴァレリア・ルスティカーナの旋律の美しさと、作品の内容との差に大きな開きを感じた。
Horiverはこのもやもやを払拭すべく師匠にぶつけるのであった。



オープニングトーク

Horiver
師匠!質問があります。カヴァレリアの旋律の美しさと、作品の内容のどろどろ、昼ドラうんぬんかんぬん・・・で、どうやって曲想を考えたらいいのでしょうか?

先生
あー、それね。
別に内容に気にしないで、綺麗な曲は綺麗に吹けばいいんじゃないかな。

Horiver:
え?
そんなんでいいですか?

先生:
いいよー。
大体オペラなんて、惚れた腫れたのくっついたの別れたのそんなものばかりだよ。
禁断の恋?あまりに多すぎて常識非常識がわからなくなるわ。
だいたい女って生き物は馬鹿なのよ。

Horiver:
(師匠も女性だという突っ込みはやめておこう・・・)

先生:
作品の名前は忘れたけど、オペラ版鶴の恩返しみたいな内容があって、
男の人が自分のことを調べないでとお願いしているのに、女が調べて正体を知ってしまい、
その男は去っていくとかさ。

Horiver:
ということは、その男の人はどこか国の王子様だったとか?

先生:
鋭いねえ。そういうこと。探ろうとしなければ幸せが待っていたのにねえ・・・。
まったく女って馬鹿なのよ。

Horiver:
・・・・・・。(コメントが難しい)


レッスン

グレード試験6級の課題曲を未だに取り組んでいます。
もはや大まかな指摘はなく、アーティキレーションをいかに譜面通りに再現するかという、重箱の隅をつっくつような細かい指摘が続きます。
スラーとスタッカートを自分では吹き分けているつもりですが、はたからみればあんまり違いがわからないようで、如何に吹き分けているように聴かせるか?に練習をそそいでいました。
さあ、もう4月。
・・・どきどきが止まらない。






レッスンでのひとこま。

Horiver:
1週間くらい前に下前歯にコーヒーなのか茶渋なのかわかりませんが、染みみたいのが出来ていつもの歯磨きではとれなかったんですよ。で、調べてホワイトニングタイプの歯磨き粉買ってきたんですね。そしたら、恐ろしいくらい綺麗になったんですよ。これ絶対、強力な研磨材で必要以上に研磨されている気がしておそろしくなりました。

師匠:
いつもはなにつかってるの?

Horiver:
シュミテクトの爽快ウォッシュ(画像左)です。

師匠:
強力なホワイトニングって?

Horiver:
セッチマというドイツ生まれらしいです。やはり医学薬学は世界一ですね。
今回選んだのは週2,3回用のです。(画像左から2番目)

師匠:
シュミテクトならホワイトニングタイプもあるよ?
私がつかっているのもそれ。

Horiver:
おおシュミテクト同志が意外なところに。
知りませんでした、今度買ってみますね。

師匠:
歯といえば、フルート吹きって口内の影響をとても受ける。
以前親知らず抜いた時に音が変わってしまって、もとに戻すのに1ヶ月近くかかったよ。
抜歯するとその部分の空間が歯茎で埋まってしまって、容積が減るみたいなんだよね。
その僅かな容積差が音に影響するんだ。

Horiver:
先生レベルで1ヶ月って・・・私みたいなアマチュアなら数ヶ月かかる計算ですね。
どうしよう、親知らずあるけど抜くのが怖くなった。

師匠:
まあ、最低でもグレード試験が終わるまでは抜歯はしないほうがいいね。
ちなみにだが、同じ木管楽器でもクラリネットとかサックスは口内で音を発生させるので、影響はあまりない。口の外で音を発生させるフルート特有の問題だね。
だからフルート吹きは歯を大事にしないといけない。

Horiver:
まるで芸能人みたいですね。
(そういうCMを覚えている人は何人いるだろうか)


そんな会話があって、後日シュミテクトホワイトニングを買ってきました。
セッチマ(赤)は強力過ぎて、酷い染みが出来ない限りは使いたくありません。
絶対、ミクロン単位で削れてるもの。あの即効性を見る限り。
ついでに調べてアパガードプレミオも買ってきました。(画像右)
これもホワイトニングに定評があるようです。
再石灰化の効果を期待する場合、磨いたあとあまり漱がない方がいいみたいですね。
ライオンのブリリアントもホワイトニングには人気があるようです。
近くのマツキヨでは売っていませんでしたけど。
ここ数日はいつもより歯が白っぽくなってちょっとご機嫌です。






今年に入ってから、またぽつぽつとパンを焼き始めました。
ホームベーカリーは10年選手ですが、余裕で現役です。
宮城県に住んでいたときは、ドライイーストではなく、天然酵母からつくって焼いていました。
挙句の果てには、苺から酵母培養したりしてました。
今は手軽にドライイーストで焼いてます。
最近はフランスパンの食感が好きです。
ホームベーカリーなので食パンみたいな形のフランスパンですが。
男ですが、こういうのは女子より女子力高いです。
料理は化学反応の一種ですからね。
一応、理系です。

フルートというか、音楽作業はグレード試験対策だけではありません。
大体好きな曲は専用楽譜がなく、こうやってバンドスコアを入手して編曲する必要があります。




楽譜が存在するだけありがたいですけどね。
ゲーム音楽だと楽譜すら存在せず、耳コピするしかなく泣く泣く諦めることも多数です。
今年の後半に半分は形にしたいなあ。



電車に揺られています。
車窓から桜が見えます。
桃、黄、緑、自然が織り成す風景。
青空だったらもっと綺麗だったのに。

やることないので記事でも書いてみます。

数ヶ月前から気に入った曲を延々と飽きることなく流しながら作業することが増えました。1、2週間で違う曲にいったり戻ったりを繰り返しています。
自分でも変わったことするなあという認識はあったのですが、理由まではわかりませんでした。

でも先日のレッスンで理由が判明しました。

課題曲でとあるフレーズで躓いて、そこの克服として師匠が「毎日、100回練習すること」と言ったのです。

・・・あっ!

眼から鱗が落ちました。

そうです、自宅練習で難しいフレーズを壊れたレコードみたいに延々と繰り返し練習ことが多く、この影響で反復作業に慣れてしまったんですね。

フルートが全ての原因だったのです。
ライフスタイルまで変えてしまうとは・・・。

でも、これでスッキリしました。


先日紹介したmathemagicsの歌詞に
「自分でちゃんと間違わないと
いつまでもわからくって」
というフレーズがあります。

何を間違っているのかを理解して、それを修正しながら反復練習して技術を獲得する。

今、自分が理解している音楽とはこういうことだと思います。