楽器の値段 提起編 | 数楽と音学と音楽

数楽と音学と音楽

音楽ブログのつもりが数学に侵食されてしまいました・・・。

フルートをメンテに出しました。
グレード試験が近くなってきたので、楽器の状態を最高にしておきたいので。
直前だと大きな修正が入ったときに、慣れるのが大変なので数ヶ月前にしておくことが推奨されます。
師匠がそういってました。

それで代替機を借りているわけですが、これがすっごい吹きやすい。
YFL-23というまさかの2桁シリーズ。
調べると1970年代の生産品。
現行品に近いのはスタンダードシリーズの200番台と思われます。
洋銀製ですね。

ちなみに私の愛器はヤマハのYFL-514で、位置的にはスタンダードシリーズより上のプロフェッショナルシリーズに分類されます。700,600,500シリーズの一番下の500なので頭管部のみ銀製です。

借りる前にリペアマンから試奏を促され、その印象が先の吹きやすいと伝えました。
リペアマン曰く「フルートに関しては安いから吹きにくい訳ではなく、安いほうが吹きやすい」とのことでした。
どうやら、音の当たりポイントが広いらしく高音域に顕著な音のかすり、裏がえりが少ないようです。
その反面、誰が吹いても同じ音になり表現力には劣るとのこと。
これは上級者レベルが吹いた場合ですけど。
師匠も以前、似たようなことを言っていたことを思い出しました。

さて、そこで私は思いました。
楽器の値段と音の関係を。
ざっくりいえば、楽器の値段を並べてみようという話です。
提起編としたのは、ネットで調べないでまず自分を記憶を整理してみようという趣旨です。

まず真っ先に思い浮かぶのはバイオリン。
ストラティバリウスは有名ですね。
値段をつけられないくらい貴重なものもありますが、敢えて値を付けるならば億ですね。
もはや工芸品の域です。

次はピアノ。
スタンウェイが一番ブランドとしては有名な気がします。
人気のピアニストは大体これをつかっているような印象があります。
楽器としての価値だけではなく、投資対象になっていたりもします。
理由は年数が経っても価値が下がらないから。
場合によっては上がるそうです。
以前見た記事だと2千万とかだったような気がします。
大きいし、部品点数も多いですからね。
高級品だと400万くらいしますよね。
銀座ヤマハで冷やかしに行ったときは、そんな値段だったはず。

続いて私の活動領域、フルートです。
私の愛器は定価で20万くらいです。
ヤマハの上級モデルで約100万。
プロモデルの総金で400万くらいだったような。
彫刻とかすればもっと上をいきます。
金を使っているので原価が高いですからね。

最後の私の正妻サックスです。
・・・フルートは只の遊びですからね。
とはいえ、サックスが女性的なのかといわれると困ります。
男性的な気もしますね。でも、私はそっちの趣味はありません。
入門用で20万くらい。
ちょっといいモデルだと50万。
プロモデルで100万あたりなので、楽器の中では上限は安いかもしれません。
金属加工品ですからヴァイオリンみたいに職人が全て手作業でやっている訳ではないので。
あとは楽器の歴史の中では新しい部類ですから、合理的に作られているでしょう。

さて、ここまでは記憶を頼りにした仮説です。
後日、値段を調べて紹介します。
どの程度あっているか乞うご期待?