立ちはだかる壁 | 数楽と音学と音楽

数楽と音学と音楽

音楽ブログのつもりが数学に侵食されてしまいました・・・。

ヤマハフルート演奏グレード6級へ挑戦しているお話です。

今週は壊れかけのレコードみたいにひたすら課題曲1をやっています。
飽きてきたら、好きな曲を吹いて気を紛らわしています。

師匠が教えてくれた練習法を思い出しながら練習しています。

・譜面をしっかり読み込むこと

・出来ないフレーズはゆっくりなテンポで確実にできるようになってからテンポを上げていく

・難しいフレーズは3回連続クリアするまで練習すること

などなど。
フルートに限りませんけどね、この辺は。

丁寧な練習を心がけていると、時間に比例して成果で出てきているような気がします。
ゆっくり、ほんとうにゆっくりとしか進めないのが歯がゆいですが。



さて、課題曲1の難所は最後に存在します。
こいつです。




テンポは 付点4分で70。
♭4つなので変イ長調。
6/8です。

この運指、フルートだと本当に難しい。最初全く出来ませんでした。
まず高音のラ♭自体が出しにくい。
そして中音のラ♭で左手の小指を使うのですが、次のミ♭では直ぐ放さないと音が外れます。
指がもつれやすいんですよ。
テンポも速めなので、1音1音綺麗に出すのが大変です。
運指のタイミングと息の向きと量があっていないと音がかすれるし・・・。
左手人差し指と、小指が肝です。
他の部分は目途がつきそうなのですが、ここだけは今でも完璧に出来ません。

ゆっくりやれば流石に出来るんですけどね。
少しずつテンポを上げて練習中です。

とにかく1曲にここまで集中して取り組むのは本当に久しぶりなような気がします。
でも、今まで見えていなかったことが見えてきました。(電波的な意味ではないですよ)
もっと面と向かってこの曲を技術を取り込まなくては。

最後に、師匠が私を危惧してかけてくれた言葉で結びとします。

趣味で音楽をやっている人は、まず音楽を楽しむことが一番大事。
根詰めて音楽を嫌いになるまでやってはいけないよ。