タイトルでネタばれとか。
そこが理系っぽい。
さて、試験前50分前に会場到着。
控え室に通され30分くらい指ならしとチューニングをしてからはボーっとする。
いまさらあわてても技量は上がるわけでもなく無駄な疲労をためないように精神統一。
名簿をちら見すると参加者が10数名くらい。私は今回の鳳慶介。
「君の事は忘れようにも思い出せない」(わかる人は何人いるやら
試験時間が刻一刻と近づき試験室前で待機。
受付のお姉さんと談笑。
試験会場というけど、普段のレッスンしているとこだからSTAP・・・もといSTAFFの方とはほとんど顔見知りです。
そして試験時間。
すぐさま入室。
審査官は2名、女性と男性。やはりここは先手必勝。
数で劣るからまずは女性から倒してから、返す刀で男性を倒すべきか?
などと微塵も考える暇もなくスケール課題を出されます。
「変ホ長調 E♭メジャー」
お、これは散々やった。余裕。
「次、ハ短調」
ん?これも♭3のやつ。これはもらったか?
という訳で、スケール課題は難なくクリアと思われます。
指間違いもなかったし、直ぐに音もわかったし。
次は初見演奏
「では、譜面台にある楽譜の○○ページを開いてください」
・・・3/4、調はト長調。テンポはモデラート。最高音はレ。臨時記号は・・・。
「はい、演奏してください」
・・・あ、これテンポ間違った。半分やん。でも、このまま逝くしかない。
スラーとかアーティキレーションも大体怪しいが、テンポミスに比べればご愛嬌レベルの出来。
これは・・・おわったか?(審査において所見演奏の割合は不明
「では次は課題曲です」
~回想シーン~
師匠「先生は、課題曲2が不安だなー(つまり出来がもっとも悪い)」
~回想シーン終~
「・・・課題曲3を吹いてください」
!!!
最悪の展開は回避されたか?
自分的なそつなく演奏したつもり。(致命的なミスはなかったと思う
「では最後、自由曲」
~回想シーン~
師匠「先生は、自由曲は三月の水が当たらないことを祈るなあ」
~回想シーン終~
「自由曲は・・・3月の水で」
!!!!!!!!!!!
同じフレーズが多く演奏時間も長い、見所といえるところも1箇所しかないのにこれをセレクトですか?!
アベマリアの音程勝負とか、シチリアーノの満遍なく見所がある曲とか、ジャズの夜も昼もとか聞き栄えする曲が他にあるのにこれを選択するとか、この審査官おそるべし。
演奏自体は、自分ではそれなりに。自覚している細かいミスは2箇所。この曲唯一の見所は問題なく演奏できたと思われます。
全体を通しての反省は初見演奏が致命的なミスでありますが、それ以外はそれなりに出来たとおもいます。問題は審査の判断レベルがどれだけシビアかという点ですが。
結果は約1ヵ月後にわかるようです。
今後、この話題に触れなかった場合は落ちたものと思って頂いて正解です。
さて、しばらくは好きな曲を吹くことに集中しようっと。
ここ半年全然できなかったし。