前回のあらすじ
甲類:チューハイなど割って飲むもの。安い。
乙類:ロックやお湯割りなど単体で飲むもの。甲類よりは高い。3Mだと超高い。
3M:森伊蔵、魔王、村尾。すべて頭文字がMなのでつけられたらしい。
まず市販では入手出来ないし、万越えは当たり前。
一般的に甲乙だと甲の方が良いのですが、焼酎では乙類の方が美味しいです。
なので、乙類は格下のイメージが付かないように商品では本格焼酎と書かれています。
想像するに、甲乙の分類はアルコール度数ではないかと思っています。
連続式蒸留なのでウォッカみたく90°まで上げることは可能なので。
真偽は各自調べて下さい。
甲類はよく体に悪いと言いますが、それも疑問です。
ほぼエタノールなので不純物が無い分、甲類の方が悪酔いもせず、分解も早いかと思います。甲類でも乙類でも適量越えたらどっちも体に悪いです。
おそらく安いからがんがん飲んで、体を壊す方が多いから健康に悪いというイメージがついたのではないでしょうか。
果実酒につかっているホワイトリカーだって焼酎甲類ですからね。
度数は35°と高めですが。
ようやく本題へ
美味しい甲類はなにか?
調査結果を簡単に書きます。
・ホッピーで飲むなら
大五郎などほぼエタノールの焼酎がおすすめ。
ホッピーの旨さが最も引き出される組み合わせです。
ホッピーとの相性で最強なのがキンミヤの焼酎と言われています。
水が上質なものをつかっているらしく、単体では只のエタノールですが、
ホッピーのうまみを最大限まで引き出してくれるそうです。
市販では売っていないので通販で買うことをお勧めします。
・チューハイで飲むなら
宝酒造の純みたいなある程度熟成酒を混ぜたものだと美味しく飲めます。
割るものにもよりますが、韓国のJINROもいいです。
国としてはあまり好きではありませんが、スッキリとした味です。
鏡月も悪くありませんが、コスト的には別なものがいいかと思います。
・大型ペットボルシリーズ
いくつか飲み比べましたが、テイスティングのような意識的に飲み比べないと差が分かりません。特に宝酒造の宝焼酎(熟成酒なしの方)とセブンプレミアムの焼酎の味の違いは全く分かりません。ボトルも全く同じだし、OEMなのではないかと推測しています。
(但し、他メーカーのこのサイズのペットボトルにもそっくりなのがあるので容器だけ同じ仕入れなのかもしれません)
まとめ
これ以上は、追加投資せずホッピーやチューハイで飲みきったら焼酎甲類はやめることにします。何故かって?たまたま格安で入手した本格焼酎、富乃宝山(芋焼酎)の旨さに驚いたこと。近所のスーパーの価格は一升瓶で4000円前後、平均的な金額の倍なのですが、これはまた買いたいと思う味でした。1週間で一升瓶の半分が無くなった時は自分が驚きました。
それと、たまたま安くなってたウイスキー響を飲んだら、あまりの旨さに泣きそうになりました。嗚呼、自分はやはりウキスキー党なんだなと。
そんなこんなでたまに飲むなら焼酎甲類も悪くありませんよというお話でした。