教会で聴くバロック音楽 第二夜 | 数楽と音学と音楽

数楽と音学と音楽

音楽ブログのつもりが数学に侵食されてしまいました・・・。

金曜日の話です。
今習っているフルートの師匠の師匠が行っている演奏会に行ってきました。
課外授業的な感じで。
昨年から行われているらしく2年目ということで第二夜。


photo:01


まともな教会に入るのは多分初めてだと思います。
ざっと400-500人入る大きさです。
目の前にはパイプオルガンがありました。
構成はフルートが1本から3本。
チェロ、チェンバロ、ソプラノ歌手と曲によって若干編成は変わります。
全部バロック時代ばりばりで眠くなるかなと思っていましたが、
いざ蓋を開けると、むしろ興奮しました。バロックなのに。

個人的なお気に入りはバッハのトリオソナタ ト短調 BWV1029
やはりバッハは別格ですね。格調が高いです。
もう1曲のお気に入りが、テレマンのターフェルムジークより四重奏曲 ニ短調。
この曲だけフルートが3本なのですが、ハモリの心地よさといったら2本のハモリより数段気持ちいいです。
フルートってこの時代からありますが、こんなにも美しく奏でられる楽器だったのかと
目から鱗がぼろぼろ落ちました10枚くらい?

演奏後に尊敬の念を込めCDを買いました。
ついでに楽譜も発注しました。
それだけ、安定感抜群の演奏でした。

ただ惜しむらくは演奏会のチケットが少々お高い点。
3000円です。私は元が取れたと持っているのでいいですが、
フルートを吹かない人でちょっとみてみようかと思うには敷居が高いかなと。
とはいっても、400人以上の聴衆がいたので(ほぼ満席)、それなりに名前と実力が知られている方と思います。

さあ、気合を入れて練習せねば。