1週お休みがあって、2週間振りのレッスンです。
スケール暗譜
長調、短調(旋律的短音階)を正しく記憶しているか、運指はできてるかを見ます。
で、今までの出来不出来を記録しているのですが、どうもヘ長調だけ完璧に出来た記録がありません。高音域のファ、ミ、レをつなぐのが得意ではないようです。
課題曲
3つあり試験では任意に1つ指定され、それを演奏します。
3つとも癖があり、なかなか正確に吹こうとすると難しいものがあります。
フルートに限らずですが、テンポの早い曲を攻略するには、練習の時に実テンポより早く吹く練習をすること。勿論、アーティキレーションはしっかり守ること。
こうすれば、インテンポでも早く感じないで吹くことが出来ます。
ここでちょっとしたトラブルが、シ♭の音を出す部分で先生から停止指示。
どうやら音が変らしい。
で、急遽リペアの人を呼んで見てもらうとタンポの隙間があることが判明。
緊急入院することになりました。
先生曰く、初心者はキーを抑えの加減がわからず、強めに押しているはずで、
慣れてくると脱力してキーを押す事になります。
そうなると、今までの力では完全に塞がっていたタンポが場合によっては、塞ぎきれずに隙間が出来ることになります。
そうなれば、当然本来の音にならないことがあります。
今回、見事にシ♭に関係するキーがおかしくなっていました。
購入したのが昨年の1月なので、大体1年ちょっと経過したことになります。
初心者で楽器を購入された方は、是非定期的にメンテナンスすることをお勧めします。今まで吹きにくかった音は実は楽器の状態が悪いからかもしれませんよ?
で、代替楽器を借りて色々新発見。
フルートは3つの管をつないで出来ていますが、基本ぴったりはめるので(空気漏れたら音がおかしくなる)脱着がちょっときつかったりします。フルートは接続部にグリスとかは使用してはいけません。では、どうすればいいのか?
リペアの方にお聞きしたところ、「ロウソクのロウを薄くつけて伸ばせば良い」とのこと。なるほど、これがグリスの換わりですか。
大体楽器はとてもスムーズに脱着出来たので、これは定期的につけるとしましょう。
今回の入院費用は1.5万から3万円になります。
痛い出費ですが、仕方がありません。
色々メンテナンスなど取り扱い方法にも慣れてきたら、もう1ランク上の楽器が欲しいな・・・。
皆さんも楽器の定期メンテナンスはした方がいいですよ。