第38期 棋王戦 第四局 | 数楽と音学と音楽

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音楽ブログのつもりが数学に侵食されてしまいました・・・。

※将棋の話です。

昨日の話しです。
ミヤギグの代表者会議の後、宇都宮グランドホテルへ行きました。
目的は棋王戦の大盤解説を観るためです。
夕方なので、既に勝敗を決していたらどうしようと思っていきましたが、
全然そんなことなく、超難解な局面でした。
どっちが優勢かわからない、プロの解説でも評価を決めかねている状況。
ちなみに現地解説は藤井猛九段と片上大輔六段です。




この宇都宮グランドホテル、なんか見覚えあるなあと思っていたら、
昔、旅行で泊まったことがあるホテルでした。
どうりで、初めての道を走った気がしないわけです。
会場はこんな感じ。



対局室は近くにある建物で行われていました。
たまたま解説室が暑くて体を冷やすためにホテルの庭に出たら、両対局者の姿が・・・。



この時間帯はかなり難解なので、その集中力たるやすさまじいものと思われます。

終局は通常よりかなり遅い19:33。
ここに来たのが17時前なので2時間以上あの迷路のような局面を戦ったことになります。
私なら脳が溶けます。
結果は渡辺竜王の初奪取となりました。
これで自己最多の3冠王になりました。
あとは羽生3冠と、森内名人がタイトルがそれぞれタイトル保持者となります。



終局直後の2人。凄まじい戦いを目の当たりにして本当に素敵な時間でした。
来年も宇都宮開催があれば前夜祭から参加したいと思います。

大盤解説の余興として次の1手を予想するクイズみたいなのがあります。
正解者多数の中から抽選で何名か景品が貰えるのですが、見事頂きました。
元棋王になってしまいましたが、郷田棋王の揮毫が入った扇子です。
プリントですけどね。他にはサイン色紙などもらっている方もいました。
いやー、この週末は本当に充実しました。