saxについて語ろう 其之伍 | 数楽と音学と音楽

数楽と音学と音楽

音楽ブログのつもりが数学に侵食されてしまいました・・・。

そのままリードの話を深堀しようかと思っていましたが、もっと肝心なことがあることに気が付きました。
今回は楽器メーカーについて適当に語ります。
サックスメーカーには御三家と呼ばれるものがあります。
セルマー、ヤマハ、ヤナギサワです。
セルマーはフランス、ヤマハとヤナギサワは国内メーカーです。

ちなみに猛毒キノコ御三家は、ドくツルタケ、タマゴテングタケ、シロタマゴテングタテです。
数字の括りって他にもありますね。

双璧、ニ柱
御三家、三賢者、三連星、三銃士
四天王、四聖
五大将、五人囃子
六歌仙
七武海、七福神、七面鳥
八部衆
九州
十天君、十大弟子

このように数字の括りは意外と多いことが見受けられます。
・・・脱線しました。

どれが一番いいかというと人それぞれですが、やはりセルマーが一番かなと思います。
ブランドとしても有名ですからね。私のアルトもセルマーです。画像を今までの画像をみれば分かると思いますけ
ど。サックス吹なら一度は憧れるメーカーです。


ヤマハはあえて分類するならば、初心者から中級者向けの楽器が手厚いです。
プロモデルももちろんあり、芸大の先生で使っている方もいます。
ヤナギサワ、セルマーは中級者以上にお勧めしたいメーカーです。
というのも、音色やキーの感触(結構大事です)など特徴がはっきりしているので。
その違いがわかるようになってから、購入するとより長く使えます。
要は自分のスタイルはクラッシク1本なのか、JAZZのみなのか、なんでもござれなのかで、自ずとメーカーも決まってきます。
勿論、金銭に余裕があるのでした欲しいものを買えばいいのです。デザインで選んでもそれでしょう。
ここでは超が付くくらい大雑把な説明しかしていませんので。

中古は初心者にはお勧めはしません。
大切に使われていたのか、雑に使われていたのかで、ピッチの安定性などが全然かわってくるので。
その辺を分かる人が買うべきです。ビンテージ品とか。
安物買いの銭失いになってしまいます。

他にもメーカーがあります。
ビュッフェ・クランポン:クラリネットで有名なメーカーです。

ジュピター:台湾メーカー。低価格、入門用として知られています。

まだまだありますが、メーカー紹介はここまで。
また、話をするときに詳細を触れましょう。


あと、新品の楽器を買う時に選定品というのがあります。
吹奏楽系なら大抵どの楽器にもあります。
楽器そのものはメーカーの品質基準を満たしてはいるのですが、手作業による工程が多いため、どうしてもバラつきは出てしまいます。
それをプロが試奏して、鳴りの良い楽器を選定しています。
よくヤマハさんとかを見てみれば選定品という表記がある楽器が置いてあります。
選定料は数万くらいですが、末永く使うつもりであれば選定をお勧めしておきます。
私のアルトも勿論選定品です。ソプラノとテナーは違いますけど・・・。