サックスについて語ろう 其の一〇二三 | 数楽と音学と音楽

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音楽ブログのつもりが数学に侵食されてしまいました・・・。


とうとう次回で最後となりましたこの連載。
いやー、長かったですね。
Horiver先生の次回作にご期待下さい。(少年漫画の打ち切りフラグ)

さて、サックスとはなんでしょう?
細かいことはwikiとか、ヤマハのサイトでも調べると大体出てきます。
アドルフ・サックスという方が、木管と金管の中間の楽器をつくろうとして出来た楽器です。
1840年代につくられたので、大体170年の歴史しかありません。
他の楽器は下手すれば紀元前からあるのに比べると、超がつくほど新入りの楽器です。
ちなみに、電子楽器を除けば、発明者と発明年が明確になっているのはこのサックスくらいです。他の楽器は歴史が古すぎるし、必ずしも記録があるわけではないので。
サックスさんが発明したからサックスですが、もしこれが日本人が発明していたら大変ですね。例えば平賀源内が発明していたら、アルトゲンナイとか、テナーゲンナイとかになります。鈴木さんが発明したらスズキアルトに・・・って車やん。



正式名称はサキソフォーン。サクソフォンともいいます。
大体はサックスで通じますけど。
近代楽器ゆえ、さまざまな先端技術が取り入れられています。
詳細は別の機会に譲りますが、私は管の太さが一定ではない理由にとても感心しました。

サックスには大きく4つの種類があります。
ソプラノ、アルト、テナー、バリトン。
声楽とおなじで名前と音域がリンクしています。
世の中に出回っているのは大体この4種でアルトの数が最も多いでしょう。
というのも、サックスの基本はアルトだからです。
サックスやってる人なら知っていますが、さらにソプラニーノ、バス、コントラバスという種類もあります。まず見ることはないですけど。というのも、コントラバスサックスなんて国内に3台しかない超希少種なのですから。(4本という噂あり)

さて、クラシックからジャズ、ポップスまで幅広いジャンルで活躍しているサックス。
次回は、その知られざる秘密に迫ってみたいと思います。

(注:予告と変わる可能性があります)



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