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増井信之税理士事務所公式ブログ

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34年前の今日6月4日、北京の天安門広場で大勢の学生や市民が中国人民解放軍によって殺された天安門事件が起きました。

当時大学2年生だった私は、テレビに釘付けになり、事件の様子を伝える番組を見ていました。

感受性がやたらと強かった当時の自分は、大変なショックを受け、翌日は学校に行かず、一人でクルマに乗ってあてどもなく走り続けました。
そして、関越自動車道に入って泣きながらひたすら走り続けました。

たどり着いた新潟のどこかの砂浜に一人腰を下ろし、日本海を眺めながら時折涙を流して事件のことを考え続けました。
小一時間ほど様々な思いや考えが去来した後、立ち上がり、もと来た道を通って東京に戻りました。

年齢とともに強過ぎた感受性も弱くなり、事件のことをすっかり冷静に眺めることができるようになりましたが、独裁国家を許してはならないという気持ちは当時よりも今の方が強いですね。
税務判断の難易度ランキングを作ってみました。「★」の数が多いほど難しくなります(一税理士の個人的見解です)。

レベル1(易)★
ある事実・資料に基づき、ある結果を導くだけの作業
(例)控除証明書をもとに所得控除額を算出すること。→これは誰がやっても同じ結果になります。

レベル2(普通〜難) ★★〜★★★
既に起こった事実またはこれから起こると予測されることをもとに、複数の選択肢から有利なものを選択すること
(例)消費税課税事業者が、本則課税 or 簡易課税のどちらを選択するかの判断。→これは業種や業態を踏まえたうえで多額の投資を予定しているかどうかといったことなどもよく把握しておかないと間違う恐れがあるので、レベル1のようにはいきません。

レベル3(難〜超難)★★★★〜★★★★★
ある事実に対して、税法体系の中でどのように判断すべきかが明確になっていないことについての判断。
いわゆるグレーゾーンという奴がこれに含まれます。あるいは、レアな取引形態や最新のテクノロジー関連で税制の整備が追い付いていないものなども含まれます。

レベル3のご相談は年に1度あるかないかといった頻度です。

今、レベル3のご相談への回答がなかなか出て来ず、ちょっと焦っています。
回答と言っても、「これはこうです。」なんて言うのではダメですからね。
結論ありきではなく、事実に基づき根拠を示して理路整然と現時点で正しいと考えられる結論まで導かなければなりません。

ご相談を受けてから2ヶ月が経ちますが、回答の糸口すら見えてきません。
ゴールデンウィーク中に、調べ、考え、寝て、調べ、考え、寝て、調べ、考え、寝てを繰り返して、なんとかインスピレーションが降ってくるのを期待して頑張ってみます。

それでも、正しいと考えられる結論が出てこなかった場合は、結論が出てこなかったことを正直にお伝えして、「Xを実行したことについて、もし結論Aが正しければαということになる可能性が高く、もし結論Bが正しければβということになる可能性が高い。仮にXの代わりにYを実行した場合は、結論は1つに定まる。」といったようなアドバイスをさせていただくことになります。

ChatGPTに不意に気になったことについて尋ねてみました。

 

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私「17世紀のスウェーデンは今のフィンランドやバルト諸国、ロシアやドイツの一部をも領土にしていました。スウェーデンが衰退した原因を教えて下さい。」

 

GPT3.5「17世紀のスウェーデンは、バルト海や北海、さらにはバルト諸国やポーランド、ロシアにまで勢力を広げていましたが、18世紀に入ると国力が衰え、領土を次々と失いました。

その原因としては、以下のようなものが挙げられます。

1.長期間にわたる戦争:スウェーデンは17世紀に三十年戦争や北方戦争などで多くの戦争を繰り広げ、莫大な軍事費を負担しました。これらの戦争で人的・物的損失が大きく、国力を低下させたとされています。

2.政治の不安定さ:17世紀半ばから18世紀にかけて、スウェーデンの王位をめぐる争いが続きました。政治的混乱が続く中で、国の方針が定まらず、国力の低下につながったとされています。

3.経済の低迷:戦争による負担や政治の混乱が経済にも影響を与え、商業や工業の発展が妨げられました。また、スウェーデンの経済が農業に依存していたため、農産物の価格低下による財政難が深刻化し、国力低下につながりました。

これらの要因が重なり、スウェーデンの国力は衰退し、18世紀には領土を多く失うことになりました。」

 

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私「1990年代、ダイエーは中小スーパーマーケットを次々に買収し、「ダイエー帝国」と呼ばれるほどの巨大小売り企業でした。ところが、今ではダイエーはイオンに買収され、イオングループの傘下で辛うじて存続しています。ダイエーが落ちぶれてしまった原因を教えて下さい。」

 

GPT3.5「ダイエーが落ちぶれた原因には、いくつかの要因が挙げられます。

1.経営戦略の失敗:ダイエーは、中小スーパーマーケットを次々に買収することで成長を続けてきましたが、その結果、店舗数が急増し、経営資源の分散化が進んだことから、経営の効率性が低下してしまいました。また、低価格競争に特化することで差別化戦略を立てなかったため、他社との価格競争に巻き込まれることになりました。

2.顧客離れの加速:ダイエーは、商品品揃えの減少や店舗の老朽化、サービスの低下など、顧客のニーズに合わない経営戦略をとったことから、顧客離れが進んでしまいました。

3.組織の堅苦しさ:ダイエーは、従業員の雇用形態や給与体系について保守的な経営をしていたため、若い人材の採用や定着が難しく、組織の活性化が進まなかったことも、経営不振の要因となりました。

これらの要因が複合的に作用し、ダイエーは経営不振に陥り、イオンに買収されることになりました。」

 

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もしかしたら、間違っている箇所もあるのかもしれませんが、ふと何かが気になったときに、参考意見として訊いてみることで気になることが山積していくのを防げるように感じました。

(肝心の税務については、デタラメなことばかり言うので、少しも仕事がラクになりません。せめて条文等のあたりくらいつけられるようになるといいのですが・・・。)

こういう動画を見ると、日本の未来は明るいと思えてきます。

おそらく少年数学者・梶田光さんはフィールズ賞を受賞するような業績を残すでしょうし、もしかしたらオイラーやガウス級あるいは彼ら以上の数学者になるかもしれません。

出る杭はどんどん伸ばして行くべきでしょう。

この動画に出ている飯高茂先生の著書に『数学の研究をはじめよう(Ⅶ) 完全数研究の最前線』という本があります。
その本に少年数学者・梶田光さん執筆のゼータ関数とリーマン予想についての解説が載っています。
わずか9ページですが、数あるゼータ関数とリーマン予想に関する解説書の中で一番分かりやすいと思いました。
時間を置いて何度も読み返して、理解を深めていきたいと思います。 



月末とか個人確定申告業務が終わった後は、いつも疲れがどっと出て、疲れを取るために自宅で3、4日ほどゆっくり過ごします。プロ野球の投手みたいな仕事スタイル。

 

今年の個人確定申告業務は2月末から3月にかけて複数のご依頼があったためかなりハードで、最後は5日間事務所に泊まり込み、ロングスリーパーであるにもかかわらず1日3、4時間くらいしか寝ませんでした。

そして、スタッフの奮闘に助けられたこともあり何とか間に合い3月15日の23時過ぎに最後の確定申告書を電子申告して帰宅しました。

 

16日からは毎日爆睡して、目が覚めているときは、趣味の数学、物理、読書をまたーりしながら、過ごしました。

 

20日になっても疲れが取れないので、20日は趣味の勉強もやめて、食って寝るだけの1日でした。

 

今日、21日は事務所に行って仕事を進めようと考えていたのですが、疲れがまだ完全に取れていないようで、途中何度か起きたのですが、完全に目が覚めたのは午後5時過ぎ。

さすがに疲れはほぼ取れたようです。

 

今回は6日もゆっくりしてしまいましたが、今年の個人確定申告業務はそれだけハードだったということなのでしょう。実際、今までで一番ハードだった!

明日こそ事務所に行って、溜まっている仕事を進めよう。