少々時間が空きましたので久しぶりに更新です。

ちなみに試験は大学院の方ではなく資格の方です。


鳩山内閣の大臣、副大臣が決まり、色々な人による色々な評価があるようですが、全体的には好意的な意見が多いように見えます。


私個人としては、大臣の陣容を見たときには「?」と思った部分もありましたが、副大臣まで発表されるとなかなか深い人事だなと感じます。

私が唸ったのは前原誠司国交大臣、福山哲郎外務副大臣、大塚耕平内閣府副大臣、榛葉賀津也防衛副大臣。

前原氏は使わないわけにはいきませんが、防衛大臣では危険すぎる。

ということで防衛大臣ではなく国交大臣にしたところがGOOD。


福山氏はご存じのとおり環境問題の専門家であり、その人を外務に持ってきたということが何を意味するかは、環境大臣人事と合わせて考えれば推して知るべし。


大塚氏、知名度はどうなのでしょうか?

昨年のリーマンショックの折、金融対策案を一瞬でまとめ上げた民主党金融対策チームの座長だった人です。

私が個人的に注目している議員の一人です。


最後に榛葉氏。

多分知名度ゼロでしょう。

一応防衛も専門のようですが、私の中の勝手なイメージでは中東外交専門家。

間違いなくアフガニスタン対策。

おそらく可能な限り民生支援へシフトさせるための布陣ではないかと見ております。


誰をどこに配置したかによって何をしたいのかよく見える、なかなか味わい深い人事だと思います。


各大臣さっそく行動に移っており、メディアも話題に事欠かないということで盛り上がっておりますが、実はいろんなものを廃止しているだけなんですよね。

抵抗はあるでしょうが、仕事としては比較的簡単な分野だと思います。

とはいうものの、民主党としては臨時国会が召集されるまでの、この約1か月が勝負でしょうから、今のうちに鳩山政権の姿勢を見せつけることは間違いではないと思います。

外交の方も着々と進行中のようで国連総会後というか10月以降、北問題で動きがあるかどうかも個人的には注目しております。


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一方、危篤状態の自民党。

自民党ホームページにある各候補者の所見は読みました。


自力回復はないでしょう。

民主党のエラー待ち。


結局敗因がわかっていないということでしょう。


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政権が変わり、ついていけないメディア、評論家、コメンテータなど多数。

もはや読む価値無しの新聞もあり。

ご迷惑おかけしております。

現在試験勉強中につき休筆中です。


私の方は未だバタバタしておりますが、政界の方は与野党ともにひと段落したようですね。

時間がないので短く。


まず民主、社民、国民新党の三党合意。

合意内容はともかくじっくり時間をかけて話し合えたことはプラス。

まだ政権発足前なんだから焦る必要もなく、三党が納得するまで話し合えたのはよかったのではないでしょうか。


これにより入閣が決まったのが国民新党の方は亀井静香氏。

亀井氏は新党大地鈴木宗男氏同様、適所に置けばこれほど働いてくれる人材はいないでしょう。

楽しみです。

使い道を間違えれば毒にもなりそうですけどね。

社民党についてはまだ入閣予定者はわかりませんので、言及を控えます。


一方野党に転落した自公ですが、まず公明党。

代表に山口那津男氏、確かに他にいないでしょう。

公明党は結局創価学会をとれば、それ以外の票が取れない。

創価学会を捨てれば、消滅しかねない。

舵取り難しそうです。


自民党ですが、首相の指名は若林正俊氏に決まったとのこと。

白票よりはマシですが、敵がいない最も無難な人を選んだという点に自民党立て直しの困難さを感じざるを得ません。

まだ危機感が足りないようです。


しばらく更新さぼっておりました。


まだ新しい政権は発足しておりませんが、民主党政権にかわることが確実になった途端に、国交省の高速道路無料化の試算結果(2009/09/06 asahi.com )が出てきたりして情報公開の方向へ一歩でも進んでいるのかな?と一瞬思ってしまうかもしれません。


本当に進むのかな?


無料化の試算結果などは出したからといって誰かの首が飛ぶような話でもありませんから、元々そういう資料なら出てきても不思議ではないのです。

では警察沙汰にもなりそうな場合の資料も表に出てくるのでしょうか?


10年以上前のことだったと思いますので時効ということでボカして書きます。

某都道府県で公共事業の入札に関して談合の疑いがあり、刑事事件になったことがありました。

当然役所にも捜査の手が入り資料が調べられ、一部押収もされました。

予定価格などを知り得る立場の役人の家も捜索を受けたと聞いております。

状況証拠だけなら真っ黒でありながら結局逮捕された役人はおりませんでした。

証拠となる資料が出てこなかったのです。


なぜ資料が出てこなかったのでしょうか?

処分した?

違います。


役人の奥さんの友人に証拠を預けていたそうです。

流石の警察も本人ならともかく奥さんの友人までは捜査範囲を広げられなかったということです。

結局談合にかかわった役人は一切お咎め無し、その後ちゃっかり定年まで勤め上げ、さらに天下って悠々自適の余生を送っていると風の便りに聞きました。


本当に大事な情報は出してこないのが公務員です。

公務員に限りませんね。

小沢一郎氏というのは不憫だなと、このところの報道を見ているとそう思います。

どれだけメディアに嫌われているんでしょうね。

民主党のお家事情を考えると小沢幹事長は何ら不思議なことはないのになぜか権力の二重構造と良く分からない理由で批判されている。

二重構造の批判をしたければ、これにより国民がどのような不利益をもたらされるかを報道すべきなのに、それを報道できないのは元々批判が目的であるからでしょう。

このようなくだらない報道をしている大手メディアの方こそ批判される対象ではないかとさえ思えます。


というか、思考が55年体制から抜け出せないキャスターやコメンテーター、評論家も交代してくれ。


今のところ民主党の人事は「なるほど」といったところなので特にコメントはないのですが、それよりも困ったちゃんは自民党。

首班指名を白紙というのは野党第一党としては問題でしょう。

二大政党の一翼を担う力はないと判断されかねないだけではなく、総理候補を出せない政党であれば、政党としての存在意義さえ問われかねません。


麻生総理の名前を書けないという理屈もわかりますが、だからといって白紙はいかがなものかと。