さっそく、「首相にふさわしいのは?」の世論調査が行われたそうです。
麻生総理 鳩山代表
21% 34% (2009/05/18 毎日新聞 )
29% 40% (2009/05/18 朝日新聞 )
「首相にふさわしいのは?」という質問自体失礼な言葉だと思いますが、それはさて置き、単なるバブルの数字を出してくるのに何の意味があるのでしょうかね?
短期とはいえ散々民主党の宣伝をやった後で鳩山新代表や民主党の支持率が上がるのは当たり前。
せめて人事の後でも良かったのではないでしょうか?
見なくても人事の予想はできますが…。
ただ、自民党は世論調査の結果をやたらと意識する連中が揃っているので、一時期自民党から聞こえてきた「鳩山代表なら一刻も早く総選挙」の雑音は消えるかもしれません。
時間稼ぎができそうです。
「天の時」までも掴めるかもしれません。
どうせこの数字も次第に落ちてくるわけですから、民主党関係者は浮かれず粛々と選挙および政権運営準備を進めて真の支持を獲りに行かなければなりません。
私は自身のブログ「民主党代表選直前 」で、代表選出後まずやることは、選挙で争った岡田新幹事長の応援についた連中との関係修復などの党内の和、および友党との和の継承と書きましたが、流石に私が考える程度のことは百も承知のようで、まず代表に選出されて最初にマイクを持った時に言った言葉が「代表選が終わればノーサイド」。
さらに鈴木宗男氏の『ムネオの日記 』にありましたが、この日さっそく鳩山氏から電話があったそうで、友党との関係を継承していくのは間違いないでしょう。
人事においても小沢氏が筆頭代表代行で選挙対策とのことですが、小沢氏を重用すべきと主張 する私としては、まだ小沢氏の権限等不明ですが、概ね好意的にとらえております。
その上岡田代表を幹事長に据えており、他の議員に対してもそれなりのケアを施しておけば、次第に党内は安定するでしょう。
ここまでは、浮かれず淡々とこなしているようです。
次の一手はどう出ますか?