私も含めた多くのマスコミ批判をしている方々が予想されていた通り、早速マスコミによる「鳩山批判」が続出ですね。

腹立たしさのあまり…というわけではないのですが、極度の頭痛のため昨日は臥せっておりました。


それにしても、代表が決まった途端にこの批判の嵐は何でしょうかね?

ちょっと小耳にはさんだのですが、記者クラブ廃止に言及したとのことですが、本当でしょうか

上のような事情で昨日記者会見見られなかったので確認できていないのですが、事実だとすれば今後のマスコミの攻撃は益々激化していくことは間違いありませんので即時対策をお勧めします。


これだけ、マスコミに叩かれれば、さぞかし不安になってることでしょう。

しかし、マスコミというのは単なる営利団体であり、自分の利益にならないことを認めないだけです。

どなたかも書いてらっしゃっいましたが「マスコミが代表を決めようとするなどとは思い上がりも甚だしい」


民主党関係者の方と民主党支持者の方は党所属の議員が下したこの結論を信じてよいと思います。


さてマスコミによる主な批判を挙げてみます。

1.「代表選はもっと時間をかけるべき」(全マスコミ)

2.「有権者の意見が届いたとはいえない」(2009/05/17 毎日新聞

3.「民主党の自浄作用は全く働いていない」(共産党の市田忠義書記局長の声として 2009/05/17 毎日新聞

4.「小沢前代表の説明責任は」(全マスコミ)

5.「鳩山は小沢の傀儡(かいらい)」(全マスコミ)

など。


これまでのブログ記事で言及してきた内容ばかりです。

それにしてもマスコミというのは批判に進歩がない


1.「代表選はもっと時間をかけるべき」及び、2.「有権者の意見が届いたとはいえない」の批判について

1.について、私は比較的早くから代表選の短期決戦に賛成を示しておりました

16日の代表選が決定したのが12日午後に対して、私は13日の夜の記事 で賛意を示しております。

そもそも党内の争いは短期ほど良いのは常識ですから、わざわざ書きこむ必要もないと思っておりましたが、12日以降鳩山氏批判、岡田氏賛美が熱を帯びてきたため世論操作が始まったことに対する危機感から、敢えて賛意を示したわけです。

私のブログが誰かに影響を与えるなどと思い上がるつもりはありませんが、世の中には賛成意見もあるということを示したかっただけです。

特に今回の場合は総選挙が間際でありそれから逆算すると、これでも遅いぐらいなのですが、国会会期中であれば土曜日投票はやむを得ないことでしょう。


代表選は長いほうが良いと言っている人は、飯の種が短期間でなくなることに不満を言っているのか、反民主党か、単なる不見識なだけかのいずれかです。

「鳩山」「岡田」の違いを浮き彫りにするために時間を使い亀裂を広げるぐらいなら、「自公」「民主」の違いを明確にすることに力を注ぐ方が重要であることは明らかな筈なのにコップの中の嵐にスポットを当てたがる感覚は理解ができない。


代表選が長くなればマスコミが取り上げてくれて選挙に有利と考えている議員がいるのであれば、政治家としての中身がないのだから、テレビに出たければ転職してタレントにでもなることをお勧めします。

そんな理由で膨れ上がった支持は綿飴のようなもので、自民党総裁選を見ればわかる通り時間とともにしぼんでいくだけです。


大事なのは綿飴の棒の部分です

2.「有権者の意見が届いたとはいえない」とも関係することですが、綿飴の部分の支持が「岡田氏」優勢だったからといって「鳩山氏」を選んだことを批判するのは愚かです。

飴の部分のこの世論は「親小沢」、「非小沢」というマスコミの論調に流された結果ですから気にする必要は全くないのです。

飴の部分は移ろいやすく形も変わりやすい。

ネットを見るにつけ棒の部分に「鳩山支持」が多かった(*)ことを考えれば、有権者の意識が反映しなかったとは必ずしも言えないでしょう。

短期間であったからこそ「人の和」の瓦解は最小限でとどまり、「地の利」の下地作りも遅滞なく続けられる

もし私が自公の関係者であれば、代表選が長期に及ぶ場合は「人の和」に手を突っ込み散々かき乱すことを考えます。

今回はその暇さえ与えなかった。

さらに、マスコミの世論操作も時間切れで民主党内部にまでは届かなかった

「見事」の一語に尽きます


代表選が短かったことを恥じる必要は全くありません


長くなりましたので、次回へ続くです。


*私も毎日のようにブログを書いているのでわかりますが、言論のプロでもない限り毎日毎日「小沢氏の秘書逮捕はおかしい」、「マスコミの世論操作は許せない」と書き続けることは、とても大変なのです。

私の場合、土日祝日であれば時間はありますが、それ以外の日は眠い中朝早めに起きて、あるいは夜うとうとしながら書いております。

「小沢問題」や「マスコミ問題」にこだわっている多くの人が鳩山氏を支持したという事実も見逃してはいけないと思います。