やはり、岡田克也副代表を代表にするのは危険な気がする。
岡田副代表が悪いと言っているわけではありません。
マスコミが鳩山由紀夫幹事長に対して小沢代表と一体というイメージを植えつけるネガティブキャンペーンに出始めました。
マスコミこそ最も古い体質、既得権の塊、最強の抵抗勢力、反改革派の代表なのだからこういうときは疑ってみた方が良い。
つまりマスコミは「鳩山代表」誕生を嫌っているのでしょう。
私は以前の記事 で原口一博氏を推しましたが、その考えの起源は、
1.マスコミが推す候補は危険
2.小沢代表を追い落とした連中が最も恐れているのは小沢代表
という2点にあります。
この考えに論理的理由があるわけではありません。
強いて言うなら経験則(*)。
上の2点から、マスコミが推しておらず、小沢代表の影響力を残せる人間こそ代表にふさわしいと考えました。
その結果が原口氏なら有資格者かと思ったわけですが、この時はマスコミが岡田・鳩山二人の名前だけを並列に挙げており、この二人を推してゆくのだろうと見ておりました。
そうであれば、この二人は絶対に避けるべきです。
しかし私の見通しは誤っており鳩山幹事長に対するバッシングが始り、岡田副代表を賛美する報道が始りました。
つまりマスコミを含む「反改革派」は、小沢代表を除けば鳩山由紀夫幹事長が代表に就くのが最も怖いと考えているということです。
そういうことなら「鳩山代表」が最善でしょう。
マスコミでは様々な人が手を替え品を替え「岡田がいい」、「鳩山=小沢」と言っており、私たちもついマスコミの論調に流されそうになります。
しかしマスコミこそが最大の「反改革派」(**)であるという基本を忘れてはいけません。
今後「岡田代表」が必要になることもあるでしょうが、今回は「鳩山代表」で行くべきです。
*経験則では説得力がないので理由をこじつけます。
まず戦後日本においてこれまでまともな政権交代が起こらなかった最大の理由はマスコミの世論操作が行われていたためです。
例えば
「野党は頼りない」
というマスコミのネガティブキャンペーンを聞いたことがない人はいないでしょう。
また、ただの一点もやましい点がない小沢代表に対する、マスコミや検察の異常なまでのバッシングを見ただけでも、反改革派がいかに小沢代表を恐れているのかがわかります。
…説得力無いか。
**マスコミは(***)政府のやり方を色々批判し一見改革の先頭に立っているように見えますが、これは誤りです。
例えば再販制度の廃止や記者クラブの廃止など自らの既得権に関しては官僚などとは比べ物にならないほど猛烈で卑劣な改革つぶしを仕掛けてきます。
小沢代表の盟友 田中康夫新党日本代表が長野県知事時代「脱・記者クラブ」を言った途端バッシングが始まり知事選落選に追い込まれたのは有名な話ですが、小沢代表がこれほどマスコミから叩かれたのは「記者クラブ廃止を唱えているからである」という人もいます。
***週刊朝日の山口一臣編集長のように小沢代表擁護に動いた人もいるわけですから十把一絡げにマスコミと言うのは、まずいですね。
どう表現すべきでしょうか?
++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++
短くもう一遍。
「代表選までの期間が短い」というマスコミのキャンペーンにもだまされてはいけません。
長くなれば、党内の亀裂が深まり、さらにマスコミが岡田代表誕生への世論操作を行う時間を与えてしまうことになり、反改革派の思う壺です。
今週土曜はベストタイミングです。
民主党議員連中は確かに賢いのかもしれませんが育ちが良すぎます。
もう少し、自分たちの敵を理解すべきです。